着替え ページ16
【次の日…】ヴェルゴさん任務復帰まで、あの3日ーー…
俺は昼過ぎに、俺の任務に同行するあの部下を部屋に呼んだ。
……俺の能力と、任務についての話をする為た。
コイツには働いて貰わなくちゃならねェ。任務成功の確率を上げる為に。
ーーー
ーー
ー
『じゃあ、まずは……任務についての説明からだな。』
部下「はい!」
『…繰り返し言うが、この任務は完全な秘密任務。他言無用だ。父さんとヴェルゴさんを除くファミリーの幹部達にも、お前達部下にも、その他外部にもだ。』
部下「はい!勿論です。」
『……よし、じゃあ続ける。
今回の任務は、【海軍への潜入調査】だ。俺は軍医として。お前には俺のサポーターとして来てもらう。』
部下「かッ、海軍!?」
『…そして、入手するのは…【天竜人への、天上船の出港日時と場所等の情報】。』
俺はこいつに、任務の概要を説明した。
ーーーーー
ーーー
ーー
ー
『……とまァ、こんな感じだ。質問はあるか?』
部下「ひぇ〜…いえ、特に質問は…。
というより、流石ですね…A様は。本当にまだ13歳なんですよね??」
『あァ。』
…何故疑うんだ…??そんなに見た目、子供に見えねェか?、俺…。
『…まァいい。じゃあ次に、俺の能力について説明する。
…が…、これは話すより実際に見てもらった方が早ェな。』
俺はイスから立ち上がり、"命令"した。
『……死体共、出て来い。』
俺がそう言うと、床からゆっくりとストックしてあった死体が這うように出てきた。
それを見て、コイツは腰を抜かした。
部下「えっ?!何ですかコレ!?しっ、死体?!!」
『……俺の能力だ。あまり騒ぐな。
…ホラ、受け取れ。』
シュッ
そう言いながら、俺は死体の1つを【掴み取り】、そいつに投げるようにして渡した。
部下「えっ、うわっ!!?コレは…ネズミ、ですか?」
『ミニネズミだ。主に北の海に広く分布する、通常のネズミより小さい種だ。
お前にはソレを着てもらう。』
部下「…え?」
困惑しているソイツに構わずに、俺は更に命令を下した。
『ミニネズミ、"服"。』
次の瞬間……一瞬だった。
ミニネズミの死体が部下の身体を覆うように大きく膨れ上がり、かと思えば…死体は部下を包み込むようにして元のサイズに戻り、床にポトリ、と落ちた。
『…どうだ?着心地は。』
俺はネズミになった部下に訪ねた。
Pequeño:小さな /El ratón:ネズミ→←拒否権
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さー(プロフ) - まさか占ツクで神絵師を見つけるとは思ってもみませんでした!ストーリー面白くて大好きです!! (2022年8月20日 12時) (レス) @page26 id: 5223f4fba9 (このIDを非表示/違反報告)
Sun._raise(プロフ) - 主さんの絵を見て思った。コラソン、ノーメイクバチくそイケメンじゃね···?? (2022年3月3日 20時) (レス) @page26 id: 276bbde748 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - イラストうまっ!読んでる最中ですが、続きがワクワクしすぎて徹夜です。 (2021年11月23日 2時) (レス) @page26 id: 5dd5aad3a6 (このIDを非表示/違反報告)
夜星詩(プロフ) - HA LUさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても恐縮です…!現在、イラストの修行中なので、もしかしたら近いうちにイラスト作品集を作るかもしれません。検討します!ありがとうございます! (2020年4月29日 2時) (レス) id: 99f325c4b6 (このIDを非表示/違反報告)
HA LU(プロフ) - 主の絵を確認させて頂きましたがあなたは神ですか!?神なんですか!?もし良かったら主が描いた絵だけを載せる作品を作ってはいかがでしょうか。(もう作っていたらすみません。)これからも主を応援します!他の作品も拝見していきます。主(●'д')bファイトです (2020年3月25日 20時) (レス) id: 4520b61900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜星詩 | 作成日時:2019年1月1日 22時