大人が218人 ページ21
「粗方片付いたんじゃないか?」
錦「疲れたぜよ…」
「ぜよぜよ、今から練習だろ?」
錦「忘れてたぜよ!」
時間的に5時間目だろう。その時までにはもう片付けは終わってしまった。
松風達のクラスもとっくの前に終わってるらしく、私の教壇の前にてガールズトークならぬボーイズトークをしていた。
天馬「でさ、太陽の奴が____」
信助「えぇ!?お泊まりしたの!?」
剣城「?あぁ」
輝「ウッギィィィ!羨ましいです!」
狩屋「(俺、A先生が泊まりに来たことあるんだけど)」
心底どうでもいい!!!
教壇の前で話すな。散れ!
「お前らもうクラス戻れ。お前らのキャプテン凄い目で見てるぞ」
天馬「ひっ、神童先輩がすごい睨んでくる…」
狩屋「退散した方が良さげ?」
剣城「だいぶな」
1年生達は失礼しましたとクソデカ大声で言い、廊下を駆けて行った。
後ろから生徒指導の先生が追いかけていってたが、大丈夫なのだろうか…。
一乃「先生これどうぞ」
青山「あ、これも」
「お!!」
久しく喋ってなかったであろう一乃と青山が、私に沢山のお菓子をくれた。
勿論その場で開けてプチパーティー的な。
「2人とも椅子持ってこい。一緒に食べよう」
2人「わーい!」
と、3人で仲良くお菓子パーティーをしているとホームルームの時間がきてしまい、お開きになった。
青山「余ったお菓子あげますよ」
「え?大丈夫だよ、持って帰りな」
一乃「俺達まだお菓子あるんで…」
「そういう事なら有難く」
大人気ないって?知ってる。
一乃と青山から有難くお菓子をもらい、ホームルームを始めた。
「今日の掃除はお疲れ様
明日から通常の授業に入るぞ。忘れ物すんなよ。
解散」
そう言うと、皆カバンをもってそそくさと帰ってしまった。
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作者名:すすかもね | 作成日時:2022年9月28日 10時