子分 ページ10
｢ね、禰豆子ちゃん？この人いもふけさんっていうの？｣
｢そ、う いもふけ｣
｢ちげぇよ！！伊之助だ！！｣
｢いもすけ｣
｢親分いのすけ！！！｣
｢おやぷん いもすけ｣
どうにかして自分の名前を覚えさせたいらしいこの人は、どうやら伊之助のさんと言うらしい。
｢ぷぷ、あはは！！｣
私は目の前のやり取りが面白くて思わず吹き出してしまった。すると猪頭の伊之助くんがズケズケと私の前にやってきた。
｢なぁに笑ってんだテメェ！バカにしてんのか！！｣
｢ちょ！！伊之助！！Aさんに失礼だぞ！！｣
すかさず竈門さんが私と伊之助さんの間入って止めに来てくれた。
｢だ、だって伊之助さんと禰豆子ちゃん面白くて.....あはは｣
私の笑顔をもう一度みた伊之助さんから何故かホワワ〜という言葉が聞こえてきた。え？ほわわ？と私が思っていると、伊之助さんが竈門さんを押しのけてまた近づいてきた。
｢おいお前！！俺をホワホワさせんな！！！｣
｢ほ、ほわ？なにそれ｣
｢特別にお前に俺の名前を教えてやろう！俺は嘴平伊之助だァ！！｣
｢嘴平さんですね！！｣
｢伊之助でいい！！｣
｢え、っと伊之助さん？｣
｢お前は特別に俺の子分にしてやろう！！！！｣
ガハハハハ！と笑っている伊之助さんに子分宣言された所で次は、竈門さんと我妻さんが私の前にニコニコしながら近寄ってきた。その笑顔になんだか圧力を感じて私は思わず後ずさった。けれどそれは叶わず、2人に腕を掴まれてしまった。
｢Aさん！俺の名前は？｣
｢炭治郎さん？｣
｢俺のことも善逸って呼んでください！！｣
｢ぜ、善逸さん！｣
なんだこの恥ずかしいやり取りは、名前で呼ぶのって恥ずかしいんだなぁと、真っ赤になってしまった顔を思わず隠してしまった。
｢はわぁぁぁあ、俺、すぅぅっごく！幸せ！！｣
｢ちょ！コラ！善逸！！Aさんから離れるんだ！！｣
善逸さんが私の腰に抱きつこうとしてきた所、炭治郎さんが助けてくれた。炭治郎さんのお説教がまた始まったところで、伊之助さんが何故かドングリをくれた。
なんでドングリなんだろう、と思いながらそのドングリを見つめてまた笑ってしまった。
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そして、お星様に色がつきましたぁ(泣)
本当にありがとうございます(泣)
これからも頑張るのでよろしくお願いします！！
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みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます！！嬉しいです！(´･ ･`)最後まで見て頂きありがとうございましたっ！ (2020年1月26日 19時) (
レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - お疲れ様でした！素敵なお話をありがとうございます！ (2020年1月25日 2時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - りつ@推しが尊い連盟さん» 本当ですかぁぁ！嬉しいなぁ！(*_ _) (2020年1月21日 20時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@推しが尊い連盟(プロフ) - 好きやぁ (2020年1月21日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます！！これからもずっと見守っててください！！(´+ω+｀) (2020年1月21日 2時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美夕 | 作成日時：2020年1月15日 13時
