感動 ページ25
「じゃあ行こっか!!」
「はい!」
「じゃあ...はい!どうぞ!」
そう言って笑いながら手を差し出てきた。
「え、は、恥ずかしいです」
「今日くらいはいいでしょ?」
可愛らしく首をコテンと傾げている善逸さんを見て、私は少し照れながらも差し出されている手に自分の手のひらを重ねた。私が手を握るとその手をひいてゆっくりと歩きだした。
やっぱり恥ずかしい。。
そう思って手を話そうと指を動かしたら逆に、
さらにギュッとにぎられて恋人繋ぎをされてしまった。
「ぜ、善逸さん」
「これでもう離れられないね!!」
ニコニコと笑う善逸さんを見て、
もう無駄な抵抗はやめよう。と心に決めた。
「いじわるしないでください」
「えへへ、ごめんごめん」
そう言って笑っている彼は相変わらず楽しそうで、全く反省はしていなかった。彼の方が1枚上手だったようで、私は反論する言葉ももう出てこなかった。
今この状況を同期の女子たちに見られてしまったら
絶対次の日問い詰められるんだろうなぁと考えて、
気を紛らわすことで精一杯だった。
私の歩くスピードに合わせてくれる善逸さんに少し
きゅんとしてしまった。
そんな私の考えていることも見抜いているかのようにまた私の方を見て嬉しそうに微笑んでいた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈
「もう少しで着くよ!」
栄えていた街を抜けてた辺りで、
善逸さんに「目瞑っててほしい」と言われて私は言われたとおりギュッと目を閉じた。それを確認した善逸さんは私の手をひいてまたゆっくり私が転ばないように歩き出した。
「はい!目あけて!!」
少し歩いたところで
そう言われてゆっくりと目を開けた私は、
思わず目の前の光景に息を飲んだ。
そこには真っ赤な紅葉が絨毯のように辺り一面に広がっていた。
「す、すごい...!こんなに綺麗な場所があったなんて知らなかったです!」
「気に入って貰えてよかったぁぁ」
「嬉しいです。ありがとうございますっ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈
書くの楽しくて思わずニヤニヤと
してしまいます...( ◜ω◝ )
次の小説は何にしようかなぁと考え始めてるんですけど、お相手が決まらなくて.......
学パロだったら炭治郎だよなぁとか思いつつ、
鬼滅の刃のキャラはみんな素敵なので迷いますね(笑)
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みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!嬉しいです!(´・ ・`)最後まで見て頂きありがとうございましたっ! (2020年1月26日 19時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - お疲れ様でした!素敵なお話をありがとうございます! (2020年1月25日 2時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - りつ@推しが尊い連盟さん» 本当ですかぁぁ!嬉しいなぁ!(*_ _) (2020年1月21日 20時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@推しが尊い連盟(プロフ) - 好きやぁ (2020年1月21日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!これからもずっと見守っててください!!(´+ω+`) (2020年1月21日 2時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美夕 | 作成日時:2020年1月15日 13時