癒し ページ2
.
「っよいしょっと!!」
今日も大量の洗濯物が入った籠を抱えて、1人で物干し竿に隊士の服や布団などを干している。私は蝶屋敷で働いていて、そこでの仕事は毎日毎日忙しくて今日も5時半起きで眠い頭を起こすためにバシっと頬を両手で叩いた。
「Aさ〜ん!おはようございます!」
「おはよう!今日もナホちゃん達はかわいいねぇ。」
駆け寄ってきてくれたナホちゃん達を3人まとめて、抱きしめてあげたら嬉しそうにみんな抱き返してくれた。(んんん、かわいいいい゛)最近の癒しは、この子達と話すことなんだぁ。
「あれ?今日はもう1人女の子がいるの??」
「はい!Aさんに紹介しようと思って!」
そう言ってナホちゃん達は後ろにいた竹を口につけている女の子を私の前にずいっと押してきた。禰豆子ちゃんというらしい。(んんん、かかか、かわいい…。)
「禰豆子ちゃんって言うのかぁ。私はAって言うの。よろしくね?」
「ん!」
私がよろしくね、と言うと禰豆子ちゃんは顔をニコニコさせながら私のお腹あたりに寄り添ってきた。
「はぁぁ、禰豆子ちゃん可愛すぎる....!」
「Aさん顔がだらしなくなってますよ〜!」
その言葉に苦笑いをしながら、みんなの頭を撫でてから「仕事にもどるね」と、言ってまた洗濯物を干しに行こうとしたら、廊下の向こう側からすごい音が聞こえてきた。
え??なんか床揺れてない?
え、なんか金色の髪の男の子がこっちに走ってきてる?
そう思った矢先もう目の前に迫っていた男の子がにぶつかると思った私はギュッと目を閉じた。
しかしいつまでたってもその衝撃はなく、あれ?と思い目を開けてみるとギョッとする光景が目の前に広がっていた。
「禰豆子ちゃぁぁん!!今日もかぁわぁいいなぁ!!!」
と言いながら禰豆子にスリスリしていたからだ。そうしているともう一人、赤い髪の男の子がこちらに向かってすごい月相で走ってきた。
え、今の子ってこんなに皆足速いの??
「こら善逸!!!人の妹に何してるんだ!!!」
そう言って禰豆子ちゃんから金色の髪の人、善逸というらしいその人を引き剥がした。
「なんだよぉ炭治郎ぉ。」
赤い髪の人、炭治郎というらしい人が現れてから善逸と言う人は一気にしおらしくなって俯いてしまった。やっと落ち着いてきたのか、顔をあげてその人と思いっきり目が合った。
あ....、この人普通の顔してたらすごい整ってるんだなぁ。
816人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!嬉しいです!(´・ ・`)最後まで見て頂きありがとうございましたっ! (2020年1月26日 19時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - お疲れ様でした!素敵なお話をありがとうございます! (2020年1月25日 2時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - りつ@推しが尊い連盟さん» 本当ですかぁぁ!嬉しいなぁ!(*_ _) (2020年1月21日 20時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@推しが尊い連盟(プロフ) - 好きやぁ (2020年1月21日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!これからもずっと見守っててください!!(´+ω+`) (2020年1月21日 2時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美夕 | 作成日時:2020年1月15日 13時