21話 弟 ページ22
なんでだ...なんであの小学生がここに...?ここにいるってことは妖怪が...?だが妖怪ウォッチも持ってないのに。
「え、五百雀さんケースケと知り合い?」
「いや、探偵団来る前に助けただけだが」
ん...分かった。このケースケという少年天野さんに似てるな?
「そんなことしてたの...私の弟をありがとね」
やっぱりか...天野さんの弟だそうだ。
「てかこの明らかにヤバいお姉さん何者なの!?雷出したよ!?」
騒ぎたてやがってこいつ...人をなんだと思っているんだ。
「人を怪物のように扱うな。ちなみに私は五百雀 A」
「えっと...天野 ケースケです...」
あからさまに怖がられているんだが。絶対に何か誤解している。まあいい、ほっとく。
「というか、Aが雷を出したってどうゆうこと?」
ずっと静かに話を聞いていたトウマが口を開いた。というか、名前呼び...
「ん、私の使う妖術だが」
「え、どうゆうこと!?」
まだケースケは騒いでる。いい加減うざく見えてくるところだ。
「お前に分かるように言えば、私が妖術を使える理由は有星と同じような感じでそうゆう血を引いてるんだ...」
なるほど...と呟いたが、引いてるように見えた。何故...別にいいけど。
「私は雷と暗示の妖術を使う。これは生まれながらのものだから、メサイアとは関係ないぞ」
「そんなこと出来るんだ...」
羨ましそうに見つめられる。どうしていいか分からないからやめてくれ。
「というか、話を戻すぞ!今は怪奇案件のことが最優先だ!」
「なるほど、どうやって探すか思いついたんだろうな」
うっ、っと力無いような声を上げる。情報が少な過ぎて手の打ちようがないのだが。
「ん、うすらぬらに書き込みが!目撃者がいるって」
「じゃあ、聞きにいこうか!」
姫野さんの一声にみんながオーと声を上げる。さあ、聞き込み開始、といった感じだな。
「トウマが五百雀さんのこと下の名前で呼んだの誰も突っ込まない...」
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Milkcat(プロフ) - 珠華姫さん» ありがとうございます!楽しんでもらえるような小説が書けるように頑張ります! (2019年8月7日 22時) (レス) id: f6a5fa765e (このIDを非表示/違反報告)
珠華姫(プロフ) - すっごくおもしろいです!更新頑張ってください!無理はしないで下さいね。楽しみにしてます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: 8b16303676 (このIDを非表示/違反報告)
Milkcat(プロフ) - kotorin♪さん» 感想ありがとうございます!更新遅くなってしまってますが、出来る限り更新するので読んでいただけると嬉しいです! (2019年7月28日 23時) (レス) id: 444fb6a5c2 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 凄く面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2019年7月28日 21時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milkcat | 作成日時:2019年7月19日 10時