7人の兄が過保護過ぎる

過保護30 ページ30

Aside




あのあと、照史くんの声に気付いた残りの5人がやってきて、私から照史くんを離した。


赤「目離すとすぐこうなんねんからぁもう！」


「大袈裟やってみんな！ただのスキンシップやろ！！」


黄「…そ、そうやけどさ！！」


なんや今の微妙な間は！！


「もう！私課題やるから出てって！！あと、一応女の子の部屋やねんからノックくらいしてや！」


緑赤「ご、ごめん…」


しょんぼりしてる双子は可愛いけど！！


青「ていうかむしろ、Aが無防備過ぎんねん。鍵掛けとけやアホ。」


そう言われ腕を引かれたかと思えば流くんに壁ドンされて、耳元でほらな？無防備や。と囁かれた。


「…〜〜っばか！！」



取り敢えずお兄ちゃん達を部屋から追い出して鍵を掛ける。


枕に顔を埋めてあーー！！！って叫んでから深呼吸深呼吸。


いくらお兄ちゃんでもあんなイケメンが近くに居ったら照れるやろ！？


しかも囁かれて！！地味にウィスパーボイス！！


も〜〜、腹立つわっ！！！

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