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「はいゾムくん。今日はいつも通りお肉多めに入れておいたよ！でも健康に悪いからちゃんと野菜も食べてね!」
「!、ぁりがとぉ!!」
Aは俺の好みを把握してくれとる。
俺が以前言ったことを覚えててくれて、何気なしに俺を喜ばせる。
Aはこの学校で唯一の女子生徒だ。本当は1年性に一応数人いるのだが片手で数えられる程しかいなく誰かの兄妹出会ったりだとか、申し訳ないがそこまで可愛い子がいる訳でもなかった。
シャオロンが朝騒いでいた事もあって俺達はどんな女子が来るのだろうかと想像で盛り上がっていた1か月前、まさか隣の席になるとは思って居なかったがAは俺がキョドってカッコつかなくても微笑んで挨拶を返してくれた。
その顔や仕草が可愛いなとその後はずっと見つめていた。しかしAはそれを気にもとめず前を振り返ってしまった。
もう一回だけ俺の方を見てくれへんかな。
もう一回さっきの笑みを俺に向けてくれへんかな。
そんな事をぐるぐると考えていたら学校が終わってたりなんかしてしまって。その日は少しフワフワした気持ちのまま家に帰った事も覚えてる。ついでにシャオロンに指摘されて煽られていたりする。今度お前をマクドに連れてくからなと言ったら黙った。
そんなこんなで隣の席の彼女に俺は一目惚れをしてしまった。
そうと決まったら行動するのみと思い隣の席という特権を使い彼女に声をかけまくった。男子が多いからそのノリに乗り切れず困ってしまう彼女に割って入って助けたり。
...ちょっとした牽制もしてたのだが。
そのおかげで「A」「ゾムくん」など気軽に呼べる関係にもなったし、毎日彼女の手作り弁当をもらって一緒にご飯を囲んでいるのだ。学校のマドンナと言える彼女が、自分の意思で俺の傍におる。これは紛れもなく相思相愛やろ。もうずっとずっとずっとずっと、Aと一緒におる。絶対や。と俺は固く胸に誓った。
「じゃあ私今日は中庭でご飯食べてくるね!」
「おん、なんかあったら俺に連絡するんやで?」
もし彼女になにかあったら俺が耐えられへんからな。
「んふ、はーい」
ニコニコと俺に手を振ってくれる彼女に後ろ髪を引かれる思いのまま、俺はあいつらの待つ屋上へ向かった。
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りす(プロフ) - うわぁ、すっごく好きです、。めっちゃ気持ち悪い顔しながら見てます。めっちゃ好きなんで頑張ってください！ (9月21日 16時) (
レス) id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
ゆせ(プロフ) - 伊織さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです..指差し確認頑張ります() (2023年3月24日 15時) (レス) id: 3d9dcf08fa (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - すっごく刺さりました！！！確認頑張ってください！！！ (2023年3月23日 18時) (レス) @page14 id: f7b48c76f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆせ | 作成日時：2023年3月21日 17時
