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『千冬くん』
タカちゃんはちゃんと千冬くんを公園に呼んでくれてた。
千「Aっ！なんでお前が来るんだよ。
俺は……」
『知ってる。タカちゃんから呼ばれたんでしょ？』
千「そ、そーだけど」
『あのさ…』
私は息をスっと吸った。
『もう、やめよーよ。』
千「は？やめるって…何を？」
『私ら、付き合うとか向いてないよ。
………別れない…？』
千「……ぇ……」
『千冬くんも、ほかの女の子と仲良くしたいくらい私の事嫌だったなら言ってくれれば良かったのに』
千「……………ぅ」
『えっ？なんか言った？』
千冬くんが何かを小声で言ってたけど、よく聞き取れなかった。声が小さすぎて。
千「違ぇよ！！お前のこと嫌じゃない！」
今度は声が大きくなった。
大き過ぎるって。十分過ぎるくらい私に聞こえてるよ。
千「お前のこと嫌じゃないし、嫌いじゃない！
ｽﾞｽﾞｯ……むしろ好きだよ！！！
別れるなんて絶てぇ認めねぇから！！」
千冬くんは泣きながら私に言う。
『いや、認めろや』
千「俺は絶てぇAと別れねーよ」
もう泣くの次元を超えてる気がするのだが…？
号泣って言えばいい？
絶対、千冬くん私の顔見えてないでしょ。
私の善意が"別れるなよ"って訴えてくるけど、それでも私の意思は決まってる。
『私だって怒ってんだよ……』
君と君と一緒にいた女の子に。
千「それはだって………」
『みんながみんな、背が低い背が低いって！
なんなの！？背が低かったら生きてちゃ行けないわけ！？こちとら結構気にしてんだよ！！コンプレックスなんだよっ！！
私は！そんなこと色んな人から言われるくらいなら千冬くんと一緒にいるの嫌だなってそりゃ思うよ！！』
今まで溜めてきたものを吐き出せた気がした。
千「A……」
『だから、お願い……』
私は無駄に傷つきたくないんだ。
千「……ｽﾞ…やだ…」
『……え"』
千「ぜっだいやだ。」
千冬くんは涙で鼻声になりながらそういった。
千「俺はぜっだいあぎらめないかんな！！！」
(俺は絶対諦めないかんな！！！)
そして走って公園を出てしまった。
.
あれ、もしかして"別れた"ことになってないのでは？
…いや、絶対そーじゃん。
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めめ太郎(プロフ) - 三色菫（パンジ一）さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(*^^*) (2021年9月17日 23時) (
レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
三色菫（パンジ一） - こんごのてんかい楽しみです( >_<) (2021年9月17日 22時) (レス) id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - さくたんさん» 心配してくださってありがとうございます！！そろそろ更新しようかなって思ってました！待たせてしまって申し訳ないですm(*_ _)m (2021年9月12日 16時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
さくたん - だいじょうぶですか？最近、更新がなくて。むりせず更新してください(^ _ ^) (2021年9月10日 18時) (レス) id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - さくたんさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めめ太郎 | 作成日時：2021年8月17日 21時
