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橙色と赤色 ページ9
幸村「A」
そう言って一番に幸村が庭園へ足を入れた時、幸村の目の前に見えたのは橙色と赤色だった
幸村の足が止まった
幸村「ぁ……A……？？」
真田「幸村、どうし……」
幸村「A！！！！！」
切原「っ！？なっ、なんすか部長………え…」
幸村の叫ぶような声と蒸せるような花の匂いがした
そこには、幸村が部活前にあった時と同じ位置に横たわっているAの姿
柳「緊急事態だ、急いで先生を呼んで来る！」
丸井「おいっ！A！！大丈夫かよ！！」
柳生「しっかりしてください！」
幸村がAを抱えたところで、真っ赤な血がAを伝う
幸村「A、起きてくれ……A」
必死にAを起こした
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作者名：ひつじちゃん | 作成日時：2019年2月13日 0時
