dr期…！？

__ 22 ページ22

赤



粋なりともが屋上行きたいと言い出した。


兄貴が許可してくれたから屋上へ行く。


でも急に、どうしたんやろ、？



「どうしたん？急に屋上行きたいなんて。」



緑「やりたいこと、あんねん。」



合ってるか分からないけど。って言うて。


なんやろ、やりたいことって。



.



ｷﾞｨｰ



屋上。来たけど、何、するんやろ、？


ともが歩いていく。



緑「…誰か、居ませんか…？」



なにするかと思いきや、誰かを呼んでいる。


俺らが居るやん、って兄貴も思ったらしいが、


人影が見えたから言わない。



緑「…来た。」



??「…なしたん。」



背が高くて、眼鏡を掛けてて、
流星と望とはまた違うかっこよさ。



緑「…あの時、俺の脳に話しかけてたのって、貴方ですよね、？



?? 大倉、忠義さん。」



どういうことか分からんかったけど、
兄貴と2人の話を聞いてみることにした。



大「…よぉ分かったね。
久しぶりやわ、お前とこんな話すの。」



緑「そう、ですね。」



大「あれ以来やもんな。」



あれ以来とは、？




大「元気にしとった？
今の彼氏さんと上手くいっとる？」



今の彼氏、？


なんで、知っとんのやろ。



緑「…大倉くん、僕、今、幸せですよ。」



大「…そっか。よかったな。
それでさ、あの時は、ごめんな。



幸せにしてやれんくて。」



その言葉で分かった。


元彼なんやなって。



緑「でも、大倉くんが居たから。
僕、今幸せになれたんですよ。」



大「…あん時、あの言葉で、傷付けたのに、
やっぱ、君の彼…重岡くんのおかげなんかな、？」



緑「だぁきはね、凄い、人懐っこくて、いい人。
俺が冷たくしても、引っ付いてきてさ、でも、なんかあれが、嫌やなくてさ。」



大「ふはっ、ほんと、重岡くんにぞっこんやんなー。笑 羨ましいわぁ。」



近くに聞いてるから普通に照れるやん。笑


ってか…出る隙ない…笑


少々、二人の話を聞いてよう。



緑「…も、からかわないでくださいよー。笑
それより、大倉くんも、幸せそうやないですか。」



大「まぁなー笑
神山くんだけ幸せになろうなんてぁ罪な話やわぁ、笑」



緑「なんですかぁ、それ。笑」



大「ふふ、冗談やって。笑
ってか、あの時、言うたやん、家に重岡くんと遊びに来てって。なんで今なん。笑」



緑「あっ、すいません。」



大「まぁええけど。…そない会いたかったんか。笑」



…今、目が合ったのは、気のせい？

__ 23→←__ 21

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す