あの人の双子の妹は.....！2 (ページ8)

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No.53 ページ8

～in 大広間～

ハリーとロンは昼食を食べ終え、大広間で魔法使いのチェスをしていた

ハ｢ねぇ、ロン。Aのこと見てない？｣

ロ｢ハリー、ボク達ずっと一緒だったのに知ってると思う？｣

ハ｢そう、だよね｣

ロ｢そろそろ心配だよなぁ｣

ハ｢うん、、、前に僕に言ったんだ、寮とは別に私室があるって。そこにいるならいいんだけど、｣

ロ｢Aってそんな部屋持ってたの！？
...おっどろきぃ！｣

ハ｢だよね笑笑｣

ロ｢あっ！ハリー、チェクメイトだ！｣

ハ｢あぁ！君ってチェス強いね！｣

ロ｢まぁね(照)｣

ハリーに褒められて、照れているロンの後ろから嫌味な声が飛んできた

セ｢ほぅ、Mr.ウィズリーは薬学の才能はないがチェスの才能はお持ちのようだな？｣

ロン＆ハリー｢！！！！｣

ロン｢...スネイプ先生｣

ロンは予想外の人物の登場ですっかり小さくなってしまった

そんなロンを尻目に

セ｢ところでポッター、お前の妹は何処にいる？｣

彼も思っていることはハリー達と同じのようだった

ハ｢実は僕達も分からないんです。｣

セ｢そうか｣

とだけ言い、彼は扉に足を向け大広間を後にした

～Aside～

チチ...チチチ...

小鳥のさえずりが聞こえてきた

『ん"ん.....』

ドッシーンｯｯｯ

『いっっったぁぁぁぁぁぁあああ！！！』

寝返りを打った途端、ソファから落ちたのだ

周りを見回してから気づく、、、

『あ、私そのまま寝ちゃったんだ！』

落ちた方を見れば、ソファがあり、目の前には日付の表示が増えた時計がある

『ん....？』

日付をよく見ると嫌な汗が背中を伝う

『今日イブじゃん！！待って....！！嘘でしょ～！』

時計が指していたのは12月24日午前8時30分だったのだ

この部屋の窓を開け、

『ディアナ～！』

ﾎﾞﾌｯ

一声で胸に飛び込んできてくれる漆黒の梟を撫でる

『ディアナ～、ここにあるプレゼントを明日の朝までに届けて貰いたいなぁ？お願いっ！』

と猫なで声でいえば、気持ち良さげに細めていた目で少し睨まれた気がした

が、其れらを咥えて直ぐに飛び出した

ディアナちゃん、睨みながらも行ってくれるとこ、ホントに感謝してるよ！

などと思いながら、プレゼントの心配が無くなると
お腹がすいてることを思い出す

『部屋戻って、シャワー浴びて、ご飯食べいくか』

と、立ち上がって次の行動へと移った