【SVT】編集スタッフの日常【改正版】 (ページ2)

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時刻は8:20。

出勤時間まで40分ほど時間がある。

エレベーターに乗り込み、7階のボタンと【閉】のボタンを押す。

今日はゴセの公開日か…

スマホのカレンダーをスクロールすると、ゴセやINSIDE SEVENTEENの撮影予定、そしてその編集、投稿などなど色んなスケジュールが書き込まれている。

相変わらず過密スケジュールだな…………

ピンッという機械音が鳴り、エレベーターから降りる。

作業室に入って自分のデスクを見ると、デスクトップに付箋が貼ってあった。

ゴセのアップロードは月2だけど、めちゃくちゃ編集のスケジュールはいっぱいである。

ゴセ以外の編集もあるからだ。

まあもっと多いのはセブチのメンバーたちなんだけども。

『再来月分の編集と…コレオはすぐ終わるでしょ…それから…』

うん、だいたい把握した。

作業室内にあるコーヒーメーカーでコーヒーを用意し、PCを起動する。

あ、録画データ貰わないと。

そう思って立ち上がると、作業室のドアが開いた。

TJ「おはようA」

『おはようございますオッパ』

TJ「もしかしてこれ取りに行こうとしてた？」

そう言うテジナオッパの手にはUSBが。

エスパーなんかなこの人。

『そうです、ありがとうございます』

TJ「いいえ〜いやぁ今回もすごい量だねぇ…」

『はは……』

オッパが持っていたUSBは全部で5つ。

録画データが3つか4つに分けられ、保存されている。

何回か現場に行ったことあるけどカメラの台数シャレにならないからね。

TJ「よーし頑張ろう！」

『はい』

再びデスクに戻り、早速作業を始めた。

録画データを見てひっくり返ったのは言うまでもない。