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午後、オフィスに戻ると
「A〜！んっまかった！」
お弁当抱えた望が進撃()してきた。それはもう凄い勢いで。
「ほんとに？よかったぁ…」
「まーじで店出したらええんちゃう？
ってくらい美味い！自慢の彼女やで！」
「だから大袈裟だってば、恥ずかしいから大声で言うのやめて」
近くを通るおじさん達に自慢まで始めるからさすがにポンッと頭を叩いたら
じーっと私を睨むから可笑しくて吹き出しちゃった
「もー、やめてって言ってるでしょ(笑)」
「自慢したいやん！」
「このくらい自慢になりません！」
「おっ、中間部長！
聞いてくださいよ〜！今日こいつが弁当作ってきてくれて！それがもう！さいっこうに美味くて！多分こいつ天才っすわ」
わわわわわ、ちょっと！
なぜ淳太くんにまで言うの！
というかなぜこのタイミングで中間部長がここを通るんですか…
「へぇ、ええなあ、羨ましいわ」
優しく言ったかと思えば一瞬だけ目が合った。
"わかってんな？"っていう目。
なになになに！？私悪いことしてないのにっ！
「部長こそ金持ちイケメンなんやから彼女のひとりくらい使って作ってもらえばええのに」
「できてたらとっくにそうしてるわ」
「なんでできないんすかね〜
性格に難アリ？とか？」
「ちょっと望、さすがに上司にそれは失礼だよ」
は〜ほんとにヒヤヒヤするっ！
この後私は淳太くんに何を言われるのかもヒヤヒヤするっ！
「ええよ、その通りかもしれんしさ(笑)
ええ彼女持って幸せ者やな、小瀧は」
「そーなんすよ！幸せ者なんですよ！」
ほんとにほんとに中間部長は演技がお上手ですね。
浮気者の鏡ってやつか。
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らみ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！！！嬉しいです(T_T)更新頑張りますね！！！ (2019年3月4日 21時) (
レス) id: e8ab226f15 (このIDを非表示/違反報告)
はる - すごく話が大好きで、大人な恋愛する淳太くん最高に最高なので更新待ってます(´；ω；`) (2019年3月2日 8時) (レス) id: 57649eb6f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らみ | 作成日時：2019年2月13日 2時
