まきを ※男主 ページ17
「っあ、Aさん...」
「...ヒートが来たのか?」
涙目になりながら苦しそうに息を零すまきを。アルファの俺は正直に言ってやばい。旦那持ちのオメガであるまきをに襲いかかってしまいそうで。こんなの天元に知られたら俺斬られる、物理的に
「天元を呼んでくるから待っててくれ!!」
「ま、待ってっ...お願いだっ」
「っ、まきを。俺がお前のこと襲っちまったなんて聞いたら天元に何言われるか...」
「いいっ、Aさん...ならっ、だって...」
本当にこいつはどこまで俺を煽るんだ。弱々しく俺の着ていた服を掴んでいたまきをの細い腕を掴んでその場に押し倒した
「煽ったのはお前だからなっ...」
「煽ったのは誰だって?」
まきをの着ている服を脱がそうとしたその時、眉間に青筋を浮かべながら怒っている天元が俺の胸ぐらを掴んで壁に押し付けた
「俺の嫁に手出ししようとした挙句、まきをに責任押し付けようとしたか?ふざけんなよ?」
「っ、てんげっ、ちがっ」
「何が違うんだよっ!」
「あっ、てんげんさま...ちがう、私がだいてって頼んだんです...!」
苦しみながらそう言ったまきを。天元は目を見開いて固まり、力が抜けたからか俺はその場に崩れ落ちた
「まきを、お前...」
「ごめんなさいっ、黙ってて、Aさんはっ、私の運命のつがいなんです...」
ずっと黙っていた事実。俺とまきをは運命の番だったが、お互いが天元を悲しませたくないからと番になることを断り続けていた。全てを知った天元は黙ったまま、ヒートのままのまきをを抱きあげる
「悪い、A。また今度話そうぜ」
「っ、ああ」
そう言ってその場から2人はいなくなった
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包帯無駄遣い装置 - 魘夢様,,,,最高です! (2020年9月30日 7時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - マリイさん» すみません。1度書いているキャラのリクエストは受け付けていないんです... (2020年7月12日 10時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 無惨様が夢主を溺愛してる話と無惨様が夢主の信者みたいになって夢主の言う事だけは聞く話見たいです 無惨様は少量の血を飲むだけで良い日光克服してる設定で 2つ別で (2020年6月24日 18時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - リナさん» 大丈夫でしたか!?あってました!?すごく不安だったのでそう言って貰えて嬉しいです! (2020年6月7日 14時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - 魘夢ありがとうございます!!本当に最高でした(泣) (2020年6月7日 2時) (レス) id: 4c020f1f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パフェ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年12月16日 1時