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「…あれ、青木さん？」
おはよぉございまぁす、と彼は間延びした声で言った。そして大きく伸びをした。と思ったら急に動きが止まる。
「う、うぇぇ!?何で泣いてるんですか!?どーしたんですか!?」
どうやらノリさんが泣いてしまったらしい。彼はあわあわしながらノリさんを長椅子に座らせると、またあわあわしだした。
「何処か痛いとこあるんですか？」
Aにそう聞かれると、彼は首を縦に振る。
「何処か怪我でも……あ、目に何か入っちゃったとか…？」
そう聞かれると、彼は首を横に振った。そして胸を抑える。
「辛いこと、あったんですか？」
そう聞かれて暫く固まったかと思えば、やがて小さく頷いた。そして腕を広げる。
「ぎゅーってしたいんですか？」
彼は何も答えなかったが、Aはその中にゆっくりと入った。細い身体に凛々しい腕がまわされる。
「青木さん、温かいです。また寝ちゃいそう……あ、でもそろそろ試合なんでもう寝ないですけどね。」
笑いながら彼は言った。そんな彼の顔を見て、何となく怖くなって…俺は彼の頭を撫でる。彼は不思議そうな顔をしていたけど、俺自身も何故こんなことをしているのか分からなかった。
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吹雪鬼(プロフ) - ゆきのさん» コメントありがとうございます!!これからもゆっくりではありますが頭の中にアイデアが出る限り書き続けていきたいと思っております。気長にお待ちください。 (2月7日 10時) (
レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 1から読んでおります。たまに甘々系があるとニヤニヤしてしまいます。今後も楽しみに素敵な作品楽しみにまってます。 (2月5日 23時) (レス) id: 4a9cfeae86 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 今年は貴方様の作品に出会い、今日まで楽しませていただきました。また来年もよろしくお願いします。良いお年をお過ごしください。 (12月31日 23時) (レス) id: d10101ae22 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - ヒマさん» コメントありがとうございます!!これからもゆっくりですが更新していきますので気長にお待ちください!! (12月28日 22時) (レス) id: 075a26f9df (このIDを非表示/違反報告)
ヒマ(プロフ) - 一話からニヤニヤしながら見させてもらっています！これからも頑張ってください😄 (12月28日 22時) (レス) id: 83efab4caf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吹雪鬼 | 作成日時：2024年12月2日 8時
