人間のクズ。

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今日もつまらない、と言葉をこぼしました。

少し辛いことがあると冷たい手を握って死にたいと嘆きます。


『ねぇ、』

「ん？なに？」

『死にたいな』

「バカじゃねぇの？』

『この階段から落ちたなら
すぐに死ねると思うかい？』

「バカじゃねぇの？
殺すぞオラ、落とすぞバカが」




その言葉にそれもいいかもねぇ。なんて思ってみせる私は重症だ。


友人には迷惑をかけたと思う。それでも死にたいものは死にたかった。


そこまで辛い想いというのをしてないくせに、いや、私は辛かった。でも世間はそれが普通という。


【そんなこと】のひと言で片付けられてしまう世の人は強いと思う。
いや、私が弱いのか。私がダメなのか。





私は幸せだ。


だって世間からお前は幸せだと言われるのだから。

血を流さなくていい国に生まれ、食う物にも困らず、金にも困っていない。

どうだ？幸せと言われるものを私は持っている。幸せだ。




私はそう諦めた。



だが勘違いしないでほしい。
そういう環境を持っていても、自分を幸せだと思い込み、それが普通と思わないでほしい。



私と同じような環境でも、辛いと、苦しいと、死にたいと思っているなら、自分を幸せだなんて言わなくていいのだ。


【自分を哀れむな】この言葉を聞いたことはないか？

____なぜ？悲しいものは悲しい。恵まれてないものは恵まれてない。なのになぜ自分にすらも嘘をつかなければいけないのか？







いいや。辛いと思うことは悪いことじゃない。


その環境が悪い。人間が悪い。私が悪い。


何が善い？それは自分自身が「善い」と思ったことだ。


だがそれを公に出すのは違う。
法を犯すのはいけないし、無駄に周りの人を刺激することも許されない。




だが君にとって、私にとって、1番の「善い」とは自分の思ったことである。



私はそう考える。


だが「思い」と「行動」は平行線ではない。

故に難しい。




思いを人に伝えられない人
思ったことを実行に移せない人


彼らは人間らしい人間だと私は思う。



私が思ったことだ。
だから私にとって彼らは善だ。




自分を哀れんでなにが悪い？


悪くない。そう思う。


私のように自分を幸せだと思い始めれば本当の幸せは一生わからない。

だからせめて自分にだけは自分が辛かったね、と言ってあげてほしい。


自分を一番理解しているのは自分だ。



悲しいことは悲しかったね、辛かったねと自分にいってあげることも悪くはない。

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