高校生と宇宙人2

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貴「着替えたよー。」









咲「うん！いい感じ！やっぱり私センスあるかも！
じゃあ次はメイクとヘアアレンジ！」









そう言って取り出したのはメイク道具。









咲ママは化粧品会社に務めてるから沢山いらなくなったものとか新発売のコスメを沢山貰ってくるみたいで。









咲「じゃあ髪は巻いて下ろそう！」









そう言ってコテを取り出して私の髪を巻いていく。









咲「やっぱりAの髪サラサラで長いからやりがいあるー！！」









(ねぇ、やっぱり1番楽しんでるよね？！)









咲「はい！終わった！次はメイク！」









咲は物心つく前から化粧をしてたみたいだからメイクの腕はプロ並み。









いつもはうるさい咲が唯一静かになるのがメイクをしている時。









お互い何も会話することなく10分ほど過ぎた頃。









咲「できたー！」









鏡を見ると自分じゃないみたいな自分がいる。









貴「うわ、、すご、、、。」









咲「んふふ。でしょー！ちょっと大人っぽくしたんだけどAは元の顔がいいからあんまり濃くしすぎないようにしたんだー！」









たしかにナチュラル過ぎず濃すぎないメイク。









咲「そう言えば今日何時集合だっけ？今何時？」









時計を見ると10時半。









貴「あ！もう行かなきゃ！」









咲「そっか！じゃあ気をつけてね！明日たっぷり話聞かせてもらうから！」









貴「ええ、、なんかやだ。けどありがとう！」









咲母「あらAちゃん行くの？まぁ！可愛いカッコしてるじゃない！楽しんできてね！！！」









2人に見送られ駅へと歩いた。

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