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『、、、。』
亜嵐くんの言葉は何も間違っていない。
だけど、それを認めるわけには行かない、、、。
『っ私、、、亜嵐くんのこと好きじゃありません。』
亜「、、、。」
私はしっかりと亜嵐くんの目を見てそう言った。
私のこの嘘をどう感じるのかは分からない。
でも。
『私、、、この間遊びに行った人とお付き合いしようと思ってます。』
亜「、、、、。」
『本当にいい人で私なんかを好きになってくれる人なんてありがたい、、、から。』
そう言うと亜嵐くんの眉間に皺がよる。
『だから、私はその人とのお付き合いを考えています。』
私はそれだけ言うと亜嵐くんの顔を見ないで自分の部屋へ。
嘘。
亜嵐くんのことが好き。
大好き。
でも諦めなきゃ。
____亜嵐くんのことを。
翌日。
朝起きると亜嵐くんは既にリビングに。
私は急いで朝食の準備。
私も少し食べて亜嵐くんよりも先に家を出ようと玄関に行った。
『っえ、、、?』
玄関には既に亜嵐くんの姿。
、、、しかも私を待っているかのような。
『っあの、、、。』
亜「何?行かないの?遅刻するよ。」
なんで?なんで待ってるの?
だけど今行かなきゃ遅刻してしまう。
私は軽く頷き亜嵐くんと一緒に学校へ。
いつもなら前を歩いている亜嵐くんが今日は私に合わせてくれているようだった。
『、、、、。』
亜「、、、、。」
2人とも無言で歩く。
いつもより長く感じる道のり。
だけど亜嵐くんにドキドキしてしまう自分がいる。
こんなふうに涼太くんにもドキドキする日がいつか来るのだろうか。
亜嵐くんみたいな人が私の隣にいたらきっと見た人は不思議に感じるだろう。
いつの間にか学校についていた。
私は亜嵐くんと別れ教室へ行く。
『え?』
教室の目の前には舞香ちゃん。
私に用はないだろう。
そう思って舞香ちゃんの前を通り過ぎようとした。
舞「Aちゃん。」
『、、、っえ?』
どうやら待っていたのは私のようだった。
相変わらず舞香ちゃんはとっても美人さん。
スタイルもモデルみたいで亜嵐くんと並んでても申し分ない。
舞「急にごめんね?今日の昼休みに屋上に来て欲しいんだけど。」
『、、、。』
舞「少し話したいことがあるんだ。」
『っうん、、、、。』
舞香ちゃんが私に一体なんの用だろう。
でも、少しだけ勘づいていた。
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さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから亜嵐くんが積極的になります!お楽しみにしててください!! (2018年8月2日 19時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - ひき止めちゃう(。>д<) 両思いなのに離れてしまうのか(>_<)さぁどうなる?どうなる?! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから行動起こしていくと思います!!期待していてください!あのGENE犬グッズ欲しいです!!早く商品化して欲しい!!プリレジェも欲しいなぁ〜笑 (2018年8月1日 13時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 切ないですね(。>д<)亜嵐ちゃんどうする(>_<) UEOキャッチャーでGENE高のgene犬ぬいぐるみが(^_^)vでも普通に販売していただきたいですな。プリジェレグッズもonlineで (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - かたつむりさん» ありがとうございます!隼くん好きなんですか!私の目標は全メンバーとの小説を書くことなのでいつか隼もかけたらいいなーって思います!これからも更新楽しみにしていてください! (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さのひな。 | 作成日時:2018年7月17日 14時