◇ お疲れ様でした ページ44
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「じゃあ、俺はこいつ送ってくから」
生田さんはそう言ってうだうだと声を上げる菅田さんをタクシーに押し込み、手をひらりと振ってから自分も乗り込んでいった。
……菅田さん、二日酔いにならないといいけど。
そんな事を考えながら車を見送る。
まあ一応家帰ったらLINEしとこうかな。
冷たい風が吹く。
それは髪を無造作になびかせ、私は顔にかかった髪を耳にかけながら、林さんを振り返った。
すると何故かバチリと目が合って。
「……仲、いいんだね」
「……なか？」
「菅田と、Aちゃん」
ああ、仲、か。
林さんはシンプルで分厚めのコートを着てはいるもののマフラーまではしておらず、あたかも寒そうに、鼻が赤く染まっていた。
「……ほんとにそう思います？」
「えっ、いや……なんとなく」
「私は３人の方が仲がよく見えましたけど」
「それはまあそうやけど……」
私はそれを、寒そうだなあと見つめる。
そこでふと、林さんの誕生日っていつだろう、と思いついた。確か12月だったような。
なので、
何かを言いたげに悩む林さんに、
「……林さんって何色が好きですか」
と私は問いた。
「え？色？(笑)」
「はい。黒とかグレーとか、緑とか」
「あー……紺、かなぁ」
紺。紺色。紺色……
脳内メモに記憶させる。
にしてもよかった。黄色とか言われたらどうしようとか一瞬思ったけど。
「え？でもなんで急に……」
「内緒です」
「内緒……え、なんなんめっちゃ気になる」
その言葉にも「ダメです、内緒です」とちょっと笑って見せてから、私は歩き出す。
マフラーに少しだけ、鼻先を埋めながら。
「あっ、送るよ、俺」
「……じゃあ駅までお願いします」
「うん」
少し無言で歩いていると、スマホがピロン♪と鳴った。
自分のかな、と思い自分のスマホを取り出すとまた鳴る。
「……Aちゃんところにも来た？」
「はい、来ました」
お互い見せあった画面には、
生田さんから送られてきた、4人で撮った写真。
菅田さんはやっぱり酔っているからか顔が真っ赤で。
「……林さん、いい顔してます」
「Aちゃんこそ」
生田さん、菅田さん、そして林さん。
舞台公演、ほんとうにお疲れ様でした。
(えーAは〜？)
(いません。帰りましたー)
(えー！なんでー！)
(明日も仕事だからだよ！)
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甜 - おじさん俳優とかも出してくれたら嬉しいです! (2018年11月29日 14時) (
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佐野あい - あにこまも出してほしいです (2018年4月7日 7時) (レス) id: 730b948b8b (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 誰が誰のセリフ（話し）をしてるのか分かるようにして頂けませんか？読んでて誰の言葉なのか全く分かんなかったので… (2018年4月7日 1時) (レス) id: a3d4cc2e55 (このIDを非表示/違反報告)
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さんふらわー(プロフ) - すごい今更で申し訳ないんですが、、、！！ GENERATIONSの佐野玲於くんは虹色デイズの4人の中で1番年上さんですよ(´∇｀) 玲於くんは真宙くんの一個上です！ (2018年1月29日 20時) (レス) id: c9510a5e17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さふ | 作成日時：2017年11月6日 2時
