クイズの申し子は今日も元気いっぱい。

クイズ界の申し子、オタクと水族館デート。 ページ26

飼育員「大人は空気読めますよねぇ〜？」

『ほら空気読んで！大人！』

河村「僕そういうキャラじゃないでしょ」

『はい！(強制的に挙げさせる)』

河村「え ちょ」









どこにきているかというと水族館。
「オタクは水族館デートにいくな」の記事が好きだという話をしていたら


「じゃあ2人で行ってまた面白いのかいてよ」


という編集長の鶴の一声によりいつのまにか水族館行きが決定。
また河村さんの面白い記事が読めることに喜びを感じる反面、また面白い記事にしなければいけないというプレッシャーが(河村さんに)のしかかってくる。
あ もちろん書くのは河村さんなので。
私はゲスト。






『というかコイちゃんとのデートにほかの女連れて行く時点でオタクとか水族館デート以前にアホじゃないですか？』


河村「あ それ記事の導入に使おう」


『はぁ…… 河村さん一生デート成功しなければいいのに……』









飼育員「あ じゃあそこの手が挙がってるお兄さんでお願いします！」









水族館に到着して着々と記事のネタを撮影していく。
そこらへんにいるカップルの「クラゲかわいい〜！」や「クリオネだって！」という声と違って、



河村「問題。学名をキロネックスフレッケリという/」

『なんだっけ、オーストラリアウンバチクラゲ？』

河村「よく覚えてるな」

『褒めて。』

河村「ちなみにキロネックスフレッケリの天敵はアカウミガメ。」

『新情報。』



とか



河村「「バッカルコーン」という/」

『クリオネ。じゃあ問題。「流氷のてn/」』

河村「クリオネ。答え一緒だし笑 作問初心者か。じゃあクリオネの学名は？」

「『ハダカカメガイ！』」





なんて盛り上がってるんだから周りからちょっと特異な目で見られたよね。
気にせずウンチク大会するけど。


平日なので高校生はいない。
河村さんが見つかる確率は果てしなく低いので落ち着いて写真を撮れる。
オフショット用に真面目に魚を撮る河村さんの横顔撮っとこう。
ファンの皆さん、お納めください。

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