トガヒミコがカゲプロの世界に迷い込んだようです【ヒロアカ】【カゲプロ】 (ページ11)

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職業病ページ11

人を殺す時、標的の表情から心情の変化を読み取る。そのせいで人の表情の変化にはつい敏感になってしまう、いわゆる職業病みたいなもので。

へらりと笑うカノさんの目は笑っていなかった。だからついうっかり、口に出してしまった。

「はぁ…」

我ながら初対面同然の相手にあんな上から目線なことを…トガヒミコ、深く反省です。

「もう遅いし寝ようか。僕は床でいいから、トガちゃんがベッド使ってよ。」

「そんな、悪いです！」

失礼な発言をしておいてベッドまで占領するなんて、私はそこまで悪いヤツじゃありません。

シングルベッドとはいえ、頑張れば二人入れないことはない。

「私と一緒に寝ましょう！カノさん！」

…カノさんのことを刺し殺しそう？失礼ですね、寝込みを襲って切り刻んだりしませんよ。

私が殺したいのはヒーローだけ、です。