115話 虚無感 ページ17
松「あのワンピース、オーダーメイドだろ？」
「うん…」
松「可能性…高いよ」
大「翔くん！松潤！」
「智くん…」
大「あっち！あっちで、女の子見たって！」
松「やっぱ、Aだよ」
「じゃあ…これって」
松「…誘拐かもね」
大「ゆう…か、い…？」
松「スタッフから、男が、女の子を抱き抱えて歩いてるのを見たって」
大「っ！？」
「とりあえず、合流して、あっちの方の、部屋の中も探そう」
松「そうしよう、早く見つけないと」
大「俺電話する
合流するように言うから、行こう」
「警察は？」
松「俺達の顔見知りもありえるからまだ出来ないけど、心構えはしとこう」
「…うん」
智くんが電話するのを聴きながら、廊下で小走りになって目撃情報を集めた
二「翔さん！」
「あ、ニノ達。なんか情報、あった？」
相「いや、何にも」
松「じゃあ、さっきの情報通りで行けば、こっちの方面にいるってことか」
大「昼寝中に連れてかれたってことはさ、起きてたら泣くよね？Aなら」
「うん、俺がいないと、泣く」
二「じゃあ、泣き声が聞こえるってことですか？」
大「起きてたらね」
相「・・・聞こえないね」
松「って事は、まだ寝てるか、音が漏れないところにいるか」
嵐「「っ…」」
「防音の、部屋って、こっちの方面だと、2つ、だよね」
大「どっちかにいる確率高いってことか」
相「早く行こう！！助けなきゃ！！」
「うん。」
嵐「「…」」
俺が返事をしたら、みんなの視線が一気に向けられた
Aがいなくなったと知らされてから、心拍数が上がったまま
心配で心配でたまらないし、恐怖から冷や汗が止まらない
でも、それ以上に、自分でも驚くぐらいに感情が湧かない
"無"ってこの事かもしれない
実感が湧かないからだとか、絶対安全と確証してるからだとかそういうことを思ってるんじゃなくて
Aがいないことから来る虚無感
毎日毎日、ほとんどずっと一緒にいる俺の一番大事な、存在
自分の命と天秤にかける意味もないくらいに
だから、
いなくなったの一言で、急に心に大きな穴が開き、全然埋められなくて心拍数の上昇と共にむしろ広がってくばかり
この穴を埋められるのは、この世界にたった一人
Aだけ
穴が埋められないなら、俺に生きる意味は無い
絶対見つけ出して、助ける
今はただ、そう思い、無表情のまま廊下を走った
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いちごカルピス(プロフ) - ありささん» スマホだよ〜^ ^返信遅れてごめんなさい、 (2018年6月28日 19時) (
レス) id: 2adce5b495 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - いちごカルピスさん» そっか ！！ スマホ ?？ 3DS で 小説 作ってるの ?？ (2018年6月17日 12時) (レス) id: 2d28b42e73 (このIDを非表示/違反報告)
いちごカルピス(プロフ) - ミナコイ？？？…ごめんね、やってないんだ…… (2018年6月17日 1時) (レス) id: 2adce5b495 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - いちごカルピスさん» 分かる 〜 ///// 嵐全員格好いい ////// ミナコイやってる ?？ もしやってたら 喋りたい ！！ (2018年6月13日 21時) (レス) id: 2d28b42e73 (このIDを非表示/違反報告)
いちごカルピス(プロフ) - ありささん» 私も櫻井くん！！！あ、でもみんな可愛いしかっこいいから大好き///翔担よりのオール担です (2018年6月13日 20時) (レス) id: 2adce5b495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごカルピス | 作成日時：2018年2月23日 19時
