私のBoyfriendはオレンジ色

33〈あふれだす感情〉 ページ36

Aside


なにあれ、どういうこと


児嶋さん、彼女いないって言ってたじゃん



タッ



三『Aちゃん！』



三鷹くんに呼ばれているのも気にせずに私は走り出した







元気side


『好きな人、、いる？』

『もしいないなら･･･』


「いるよ」

「好きな人」


『そ、、そう』

『、、どんな人？』




「、、、何事にもいつも全力で」


「自分よりも周りを優先して」


「素直で」


「真っ直ぐで」







「俺のことを1番近くで支えてくれる、太陽みたいな人」








Aside


ハァ ハァ ハァ



私･･･


自惚れてたのかもしれない


知らない女の人に触れる児嶋さんは


全然知らない男の人

みたいだった



三『Aちゃん』



こんなに･･･

違っていたんだ


高校生の私と



三『平気？』


「･･･うん、大丈夫、ごめんね！」

「なんか動揺しちゃった笑」



どうしたらいいか


わからない






新・風『Aちゃんこんにちはー』


「、、、新堂さん、風間さん･･･いらっしゃいませ」


新『今日もあっちーね』



2人はドリンクや食べ物を注文していった



「仕事終わりですか？」


風『うん』


新『Aちゃん夏休みたのしんでる？』


風『どっか行ったりしないの？』


「、、、特に予定ないです」

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