愛してるよバイバイ。4 TH (ページ18)

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…

YG「なんでこんなにヘコんでんだろ俺…。」

HS「ヒョン～久々に顔出したと思ったら…まだ夜じゃないよ」

YG「なぁ、ホソク。何でだと思う？」

一旦自分の家に帰った後、

なんだか家に一人でいても

しんどくて、適当に車を走らせてたら

何故かホソクの店にたどり着いていた俺。

…

HS「んー？ヒョン飲み過ぎ。ペース早いよ。」

YG「俺何でヘコむ…んだよ……」

HS「自分が一番よくわかってるんじゃない？」

YG「……」

HS「図星かな？」

ホソクの言う通り、

わかってる…のか

きっと、俺も。

心の何処かでは。

ただ、

誰かの口から聞くまで、認めたくないだけ。

HS「僕はわからないからね？」

ホソクも、きっとわかってる。

俺がキムテヒョンに嫉妬してるだけだって。

けど、

ホソクは言ってはくれない。

認めたら、俺が挫けるから。

こいつは俺に幸せになってほしいって思ってくれてるから。

YG「はぁ……。何で俺じゃダメなんだろ…」

HS「うーん。僕が女の子だったら、誰かを諦める為に自分のことを想ってくれてる素敵な人を利用するのは違うなってなるかなぁ。」

YG「頭まわらねぇ…」

HS「つまり、ヒョンに魅力が無いんじゃなくて、ヒョンにはもっと素敵な人が現れるってこと！」

YG「いねぇよ……」

HS「ヒョン」

YG「A以外、見えないんだよ」

HS「ダメだこりゃ」

YG「ホソク……片思いって…こんな辛ぇーのか…？…吐きそう」

HS「片思いしたことないけど、ヒョンが来るって聞いて店closeにしてよかった。」

YG「はぁ…」

HS「ナムのクラブからお酒大量に貰ったし、好きなだけ飲んでくれたまえヒョン」

YG「…ん、おかわり」

HS「はいどうぞ～」

ごめんなホソク。

今日は記憶飛ぶくらい飲ませてくれ。