Those who create the future 参～誇り高き未来へ～ (ページ3)

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１０５ﾍﾟｰｼﾞ VSギャンブラーその② ページ3

「この近くにはもう1人スタンド使いがいる………早くジョースター達を見つけた方がいいな」

吸い終わったタバコをゴミ箱に捨て、スペランツァが言った

「もう1人だァ？！………まあ、ありえるか……」

『うん……行こう……………』

物陰に潜むものに拳を構えながらAは、言い放つ

『さあ！邪悪はさっさと闇へと沈みなよっ！！』

物陰からどこから出てきたのか……屍生人が出てくる

『ｺｫｰ…………”未来創造”！』

”…………アルジ、コレヲ”

創り出したのは拳銃

『シャボンフチーレッ！！！』

撃ち込む弾丸には波紋が込められている

いや！弾丸自体が波紋の練り込まれたシャボン玉なのだ！

向かってくる屍生人たちの目の前で意図的にシャボンを破裂させる

『くらえええええ！！』

”ボナボナボナボナボナボナボナボナァアアッ！！”

シャボン液を拳に浸透させ、追い打ちをかける

『ボナボナ・フォルトゥーナ(良い運命を)ッ！！！次の生では幸運であれ！』

ﾄﾞｺﾞｫｵｵﾝｯ

屍生人の声にならない声が空へと響く

「は……はぁ。お嬢、強いな……」

「うん、うん………本当に成長したな……A」

2人に向かってAが笑った

☆☆☆☆☆

そして、時間は少し遡り……承太郎たち……

「………NEXTGAMEだ、配ってくれ」

先程の勝負に、承太郎は敗北

次なるゲームが行われようとしていた

「フフフ。NEXTGAMEではなくLASTGAMEになるかもな」

ダニエルのその発言の後、ゲームを始めようとした時だった

ガウガウ！！

「………む。イギーか。A達はどうした……」

「………フフフ」

不敵な笑みを浮かべるダニエル

「！イギー、A達に何かあったのか？！」

アヴドゥルが何かを察する

イギーはさっさとしろと言わんばかりに吠え続ける

「やれやれ………わかったよイギー。ちょいと黙ってな………すぐに終わらせるぜ」

「さて、A・ツェペリは果たして無事なのかな？フフフ」

「ﾁｯ………………鬱陶しいぜ、てめぇ………」

「おや？もしかして焦っているのかね？フフフ。いい仲間を持ったものだな、彼女も……」

5枚のカードが配られる

「1枚チェンジだ」

ダニエルがカードをチェンジする中、承太郎はカードを確認すらしていないことに気がつく

「どうした承太郎。早くカードを見て決断して欲しいな」

「……………………カードは………このままでいい」