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「おはよ！」
莉「おはよっ！今日も元気だね。」
こんな少女漫画にありきたりな会話。
こんなのにはもう飽き飽きしていた。
同居するなんて展開もありきたりだ。
でもそんな展開、現実で起こりうると思ってみてもいなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿
な「おはよー！！」
「おっおはようございます。」
な「Aちゃん？どうしたの…？元気無いね…」
実は少し近づくと熱くなる感覚がするななもりさん。
みんなからは「なーくん」って呼ばれてるけど、こんな私がなーくんって呼ぶなんておこがましすぎる…
たぶん。私はななもりさんが好きなんだ。
それも。その気になる人から。
同居を誘われるなんて…逆に…
な『あ！そうだ！家の兄弟がAちゃんと住みたいって言ってたような…もし良かったら家来てくれない？』
それも。
兄弟が来てほしいって言ってるから。
やっぱりななもりさんは私になんの感受性も抱いていなかった…
そもそも私はななもりさんは近づくと頬が熱くなるだけで好きではないかもしれない。
続く
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作者名：ぶっかけらーめん | 作成日時：2021年4月8日 17時
