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頼むから…〜DH〜 ページ11

*



息が上がるAを抱き寄せて、まだ余韻が残るその感触を楽しむ。

心臓が脈打つように、時々ぎゅ、ぎゅって俺の指を締め付けて。

これ、俺自身だったら入れた瞬間アウトかもしれない(汗)


「わかる?Aの中が気持ち良くってヒクヒクしてる」

「……やだ、言わないで…」

「恥ずかしくないよ、俺、嬉しい」

「嬉しい?」

「うん、嬉しい。Aのこと、感じさせてあげるって言ったろ?」


何もかも初めてのAが、俺の指で初めての絶頂を迎えたその事実に
なんか、達成感?っていうか。
俺は満足してちょっと何も考えられなくなってた。


「オッパも気持ち良く、なって……」


最後はもう、聞こえないくらい小さな声でそう言ったAが
俺の胸に唇を付ける。


触れられた胸が、そこからじわっと熱くなって。


「A……」


顎を持ち上げて視線を合わせたら、俺を見上げるAの瞳が潤んで。
火照った頬、少し腫れた唇。
そのどれもが俺を煽って。


「頼むから、そんな顔しないで…」

「そんな顔…?」

「無自覚かよ……」

「ねえ、なに?そんな顔って、ん…」


こいつは……なにもわかってない。

いつものあどけない少女のようなAが
初めての快感を知った顔。俺を求める女の顔で。

熱く唇を奪って。
わざと水音をさせて舌を絡めてAを味わう。


「そんな、俺を煽るような色っぽい顔すんなってこと…」


いいの?
優しく出来なかったらどうしよう。
痛がったらどうしよう。
怖がったらどうしよう。

どうしようが頭の中でぐるぐる回って何度も声をかける。


「大丈夫だよ」

「力抜いて?」


気休めだってわかってる。
それでも、言わずにはいられなくて。


「うん、オッパ…来て……」


Aがそう囁いて俺の腕を掴む手に力が入った時。


俺の中のスイッチが入った音がした。


ぐっと、体重をかけて。
なるべく痛くないように、片方の脚の膝裏をグッと持ち上げる。


「あ…」


恥ずかしそうに横を向いて目を閉じるA。


「ごめんな?ちょっとだけだから…」

「ん、わかってる、けど…」

「A、こっち向いて?」


そっと頬にキスして耳元で囁くと、ちょっとだけ顔を戻したAの唇を
優しく包む。


今、全神経が集中してるだろうそこから、少し意識をそらせるように
開いた唇を割って舌を滑り込ませて。


ねっとりと舌を絡ませて。


「A……愛してる…」

「ん、ふ…っ」


少しずつ進む。



*

幸せな痛み→←オッパでいっぱい



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空雫(プロフ) - 初めまして。さくらこさんの書かれるドンへも他のメンバーのお話も大好きです。続きが気になるのですが、パスワードを教えていただくことは可能でしょうか?宜しくお願いします。 (2018年5月26日 9時) (レス) id: 0801b41e0f (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - こんばんはいつもさくらこさんの小説読ませていただいてます。他サイトもいってみたのですが、パスワードがわからなくて閲覧できませんでした。パスワード教えていただけますか? (2015年6月8日 0時) (レス) id: 3a128bea2c (このIDを非表示/違反報告)
toto0417(プロフ) - さくらこさん、アンニョン。私も今は切ないです。でもさくらこさんのお話しを読んで待ち続けることができるかな。お話し楽しみにしてますね。 (2015年5月14日 8時) (レス) id: 3b0a8c873c (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - megumeguさん» megumeguさん、コメントありがとうございます!結構最後はアホなとこも出してみたんですが、私もアホなとこも大好きですw (2014年3月23日 23時) (レス) id: fdaddc2cfc (このIDを非表示/違反報告)
megumegu - アホなドンへが好きだけどアホじゃないドンへゎ新鮮でいいなとおもいました。面白かったです。 (2014年3月23日 22時) (レス) id: e00404540f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらこ | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/  
作成日時:2014年1月13日 15時

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