26.二人の終わり ページ26
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「じゃあスーパー行ってきます」
横『俺も行くで？重なるやろ荷物』
「ノープロブレムです」
沖縄から帰ってきて、ちょうど1週間が経った頃。
朝9時。私はいつものスーパーに買い物に出かけた。
はやく帰ってはやく作らなきゃな…。って買い物を終えて、家まで近道しようとホテル街の前を横切った時だった。
大『ゆかちゃんありがとう』
「また誘って？」
大『うん。今日会お』
「…(笑)…逆に大倉くんいいの？(笑)」
大『うん。いい』
「じゃ、決まりだね、仕事終わりまたね」
ってゆかちゃん？って人とラブホテルから出てきた忠義くん。心臓が地面に落ちた気分。血の気が引いて、いま見てるものは一体何なの？って。
わたしが引き止めることはできない立場なのは確かで。だけど今日もあのパーフェクトに可愛いらしいゆかちゃんを抱くの？抱かれるの？そう思うと、
「…なんで…っ」
もうギブアップなの？私が横山さんを好きって知ってもう無理だと思って諦めたの？…気付けば忠義くんを追いかけていて。ゆかちゃんさんから引き離してた。
ゆか「誰！？いたいー、」
「黙って！」
ゆかちゃんさんはビクッと
身体を跳ねさせて黙った。
大『なんで…』
「忠義くんもうほかの子行くんですか」
大『違…それは…』
「横山さんのこと私が好きって言ったから？忠義くんの前でキスしたから？？……てめえそれぐらいで萎えてんじゃねーよ！！！！！」
忠義くんもビクッと肩を震わせた。
「私はもっと長い間、辛いの経験したよ？
凛さんと忠義くんが付き合ってた時、
目の前でチューしてたのも見たし、手
繋いでるのも見てたし、ずっとずっと辛かったけどずっとずっと好きだった！
忠義くんだけ！！忠義くんだけだったの！横山さんもたくさん苦しめたっ…だけど忠義くんだったの！！！好きだったのは忠義くんだけ！…なのにもう火遊びですか？」
大『………』
忠義くんと私では
気持ちの差がありすぎるって昔から思ってた。
大『……ごめん』
「なんで…？」
なんで謝るの、謝らないで欲しかった。
他にもっと…言葉はないの？
「なんとか言ってよ…ッ」
ずっと追いかけてきたじゃない。
辛くても私は…
忠義くんのとこから離れなかったのに、
「忠義くんはすぐ離れちゃうんですね…っ」
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あああ苦しい、、
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ふみ(プロフ) - 号泣…… (2018年11月21日 10時) (
レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - なんだか、切ない展開なのですか？？もう、泣いてるんですけど……(；＿；) (2018年11月21日 7時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - いつも楽しみにしています！でも、読む度ドキドキしてます！ 毎日の更新がすごく楽しみです！！！ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 173ae5ab39 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - あー胸が苦しくて毎回読むたびに心臓バクバクしてます！この後も楽しみにしてます！ (2018年10月14日 8時) (レス) id: eb27484988 (このIDを非表示/違反報告)
めちゃ(プロフ) - どうしてこんな風になっちゃんたんでしょうね 誰も悪くないしみんなずるいと思うし。いつのまにか強い女性になっていた主人公ちゃん。更新楽しみにしています (2018年10月11日 20時) (レス) id: cec7d133e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2018年10月9日 19時
