触れたくて�� ページ20
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私が遠慮なくふっかさんの胸に手を当てていると、あっというような表情になった。
「ひかるのも触ってみれば？」
「いいんですか？」
「大丈夫だけど……。」
「では失礼して。」
……さすがだわ。ひかるくんの胸筋、服の上からとはいえ触れる日が来るとはね。思わず何回か触り直す。
「ひかるめっちゃ照れてる！」
「ふっかも人のこと言えないけど？さっき顔赤かったし。」
「しかたないだろ！」
かわいいじゃれ合いだぁ。私が触っていいかなんて聞いたせいなんだけどね。
いい経験になりましたとお辞儀。いい経験ってなんだよって話なんだけど。他人の胸筋なんてそんなに触らないからね。
にぃにのも意識して触ったことないし。……そういえばにぃにの和装姿、あんまり見たことないなぁ。
「ねえAちゃん、どっちのが良かった？」
「……ん、はい？」
「オレとひかる、どっちの胸がよかった？」
私の意識が少し飛んでる間にふっかさんから謎の質問が飛んできた。どっちがよかったってどういう意味だよ、と思いつつもここは。
「えっと、ひかるくん？」
「よっしゃ。」
「だーっ！やっぱりか。」
鍛えてる人の胸触れるってなかなかないからね。
と。
「えっ、ふっかさんと岩本くん、なにやってんの……。Aさん、変なことに巻き込まれてない！？」
話の最後の方だけを聞いてしまったのか、ラウくんがものすごく心配そうな顔をしてこちらに来てくれた。ナチュラルに私とふっかさん、ひかるくんとの間に立つラウくん。
……改めてだけど背、高くない？
「大丈夫ですよ、どっちかと言うと私が変なことに巻き込んでしまって。」
「本当に？」
「本当に、私が変なことお願いしたんです。」
な、なぜだ。どうして私はラウくんに手を握られている……？両手包み込まれてるし、ちょっとしゃがんで私に目線を近づけようとしてくれて。目はキュルキュルしている。
……えっと、何このかわいい生き物。
「ラウー！お前が一番何やってんだだよ！」
「どさくさに紛れて手握ってんじゃん。」
後ろからふっかさんとひかるくんの野次。ラウくんはそれにハッとしてすぐに手を離してくれた。どうやら無意識だったらしい。
「ごめんなさい！なんかAさん見てたら勝手にこうしちゃって……。」
「大丈夫ですよ、かわいいの近くで見れてラッキーだったので！」
……なんて捨て台詞言ってその場を離れたけど、心臓バクバクでした。
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みどりの(プロフ) - 七桃さん» ありがとうございます！ゆり組のお話も作成予定なので少々お待ちください…！ (2023年2月6日 23時) (
レス) @page3 id: 0b83348cef (このIDを非表示/違反報告)
七桃(プロフ) - 続編おめでとうございます！！これからも読ませて頂きます〜〜！♡ 舘様やゆり組絡み好きなので嬉しいです(笑) (2023年2月6日 21時) (レス) @page3 id: 224ce8b2d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みどりの | 作成日時：2023年2月6日 21時
