にかちゃんだよ〜とは言えない② (ページ34)

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取り合い！？ページ34

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今日のゲーミングルームはSnowManからふっかさんとこーじくん。そしてジャニーズWESTから神ちゃんと流星くん。

WESTさんは私が本当に新人の頃に関わりがあったグループで、神ちゃんと流星くんは同学年ということでお話もいろいろさせてもらったことがある。

「藤堂ちゃん久しぶりやなー。」

「どうもー。流星くんも大きくなって。」

「いや身長変わってへんから。」

先に部屋に入ってきた流星くん、本当に大きく見えたんだから仕方ない。SnowManで大きい人は見慣れてるんだけどね、生で流星くん見たのは久しぶりだから。

「神ちゃんは相変わらずかわいらしくて……。」

「藤堂ちゃんには負けるわー。」

「またまたー。」

なんでだろうね、神ちゃんはとてもかわいく見える。私が普段見てる人に比べたら背が少し低いからかもしれない。背関係なく存在自体がかわいいんだけども。

「なんや流星、Aさんと仲良かったん？」

「まあ、WESTのメンバーはみんなやな。」

こーじくんが少し拗ねたような声で流星くんに尋ねている。神ちゃんもだけどこーじくんもなんかかわいいんだよね。子犬みたいな感じで。

さて今回はいろんなものを洗うゲーム。4人で協力して車なり家なりを高圧洗浄機でブシャーっと洗っていくんだけど、それがまあまあ細かいところまで見る必要があって。

長めの撮影だったけど、途中で楽しいトークも挟みつつだったから私もたくさん笑わせてもらった。

こーじくんがいろんな人のお名前書いていたり、それを容赦なく消していくお三方がいたり。そして突然の告白(？)だったり。

「ふっかさんって意外と重いんですね。」

「え、オレ重いところあった？」

「こーじくんに1番に連絡してこいとか。好きなんですね。」

「ま、待って、そんな好きとかじゃ……。」

「オレのこと、好きじゃないん！？」

撮影終わったあとに一番頭に残っていたことをふっかさんに話せば、こーじくんも加わってなんだか面白い方向に転がっていって。

もちろんお互いがプロレス的なやり取りなのは分かっているんだけど、さすがドラマ班だ。

「オレに1番に連絡してもええんやぞ？」

「流星も！？……オレめっちゃモテるやん！」

「乗っかるねぇ！」

そんなプロレスに流星くんも加わって、いつの間にかヒロインこーじくんの取り合いが発生。

私と神ちゃんは傍観者としてそのやり取りをニコニコしながら見つめていた。