君の声から始まった① (ページ14)

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クイズ企画② ページ14

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「どうもー！」

「「「「「「「「「Snow Manでーす！」」」」」」」」」

阿部さんの掛け声で始まった。……のはいいんだけど、阿部さんの声が裏返ってる。笑いそうになるのをこらえて、私はSnow Manではないのでとりあえずペコッとする。

そこからしばらく今日は何をするのか、というオープニングトーク。その流れで、何故かSnow Manと並んでいる黒子の紹介も行われた。そのフリは深澤さんから。

「さっきから気になってるんですけど、あそこにいる黒子の人は何なんですか？」

「よくぞ聞いてくれました！今回5対5、メンバー9人なので1人足りない、そこで助っ人をお呼びしました！クイズが得意らしいスタッフ、通称黒子ちゃんでーす！」

パチパチパチパチ

阿部さんの紹介とともに各方面に頭を下げる。めっちゃ礼儀正しいやんと向井さんのツッコミも入り、無事紹介のターンが終わった。

紹介が終われば次はチーム分け。チームリーダーである阿部さん、ラウールさんのどちらのチームに入るか。私も最後にくじを引かせてもらう。

箱を持ってきたのはラウールさん。

「僕のチーム引いてくださいね？」

か、かわいい…！ちょっと、Snow Manさんってかわいい人たちの集まりでしたっけ？くじを引いたあとしばらくかわいいで頭を埋め尽くされていた私。

「ではこちらの方から順番にくじを見せて下さーい。」

阿部さんからの呼びかけでみなさん順番にカメラに向かってくじを見せ、チーム名を読み上げる。お、私も話さなきゃいけないのかこれ、と思っていたら。

「黒子ちゃんは俺が代わりに読むからクジだけ見せてもらえれば。」

そんなときに救いの神、隣の宮舘さん。ありがとうございますとペコペコ。

「では舘さん！」

「ラウールチーム。」

「おー！」「おっと？」「え、じゃあ……。」

「ということは……。最後、黒子ちゃん！」

「では宮舘が代読します……黒子ちゃんは阿部チームです！」