中学校生活初日 敦side ページ2
敦 「学校楽しみだな〜」
僕は学校生活初日でとてもわくわくしている
だって小学校卒業して初めての中学校だから!
校門を通るとき、校庭の木の下で何やらひもを吊り下げている人がいた
不思議で気になったので少し見ていると突然そのひもに首をかけた
え!?首吊り!?
僕はそれを慌てて止めた
? 「ゲホゲホッ………い、生きているのか?」
敦 「なんでそんなことしたんですか!?」
? 「君かい?私を助けたのは」
敦 「そうだけど・・・」
? 「・・・チ」
敦 「チ!?」
? 「せっかく死ねると思ったのに〜」
敦 「命は大切にしてくださいよ!!」
そう言っていると遠くから男の人の声がした
? 「太宰ぃぃぃ!!!また自 殺などしおって!俺の予定ではとっくに教室にいるところだというのに!!!」
太宰 「あ!国木〜田く〜ん!こっちこっち〜早くきなよ〜!面白い人見つけたよ〜!」
国木田 「知ったことか!早く行くぞ!!」
そんなやり取りを僕はじっと見ていた
すると太宰と呼ばれる人がこちらに顔を向けた
太宰 「君、名前と組は?」
敦 「中島敦。探偵組」
太宰 「なるほど。国木田君と僕も探偵組だ」
敦 「本当ですか!?」
こんなところで同じ組の人に会えるなんてこれほど嬉しいことはない
敦 「よろしくね!」
太宰 「よろしく。敦君」
国木田 「何だ。小僧も探偵組か?」
小僧って・・・同学年だよね?
そうは思ったがとても大人っぽい
敦 「よ、よろしく・・・」
国木田 「あぁ、よろしく頼む。うちの太宰が迷惑をかけたな」
太宰 「酷いな〜彼が勝手に邪魔したんだよ」
敦 「僕!?」
国木田 「小僧も教室まで付いて来るといい」
太宰 「国木田君の親はここの出だから詳しいのだよ」
敦 「うん!行く行く!」
国木田 「じゃあ行くか」
そう言って僕達は教室へ向かった
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さやりん | 作成日時:2017年5月27日 14時