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魔法石らしきものも無事に手に入り、森の方へと戻ってきた。

否、魔法石は無事に取れたが…。


「ウウ…ウウウッ……イジ…カエセェエ……ッ!」


なんと、さっきの怪物に追いかけられて森へと帰ってきたのだ。


「何で逃げるしかしないわけ!?」


「さ、さっきみたいに潰せばいいんだゾ〜っ!?」


「もう1回やって鉱山が崩れてもいいならやるが?」


「そ、それは仕方ないな!」


簡単に説明すれば、重力操作をやめた瞬間にあの怪物が起き上がって追いかけてきたのだ。あれだけ押し潰されれば良いと思っていたのに…やっぱり油断しすぎていた。


「……はァ…また重力で押し潰すしか…」


「…いや!俺達にも見せ場は作らせてもらうね!」


ため息をついて呟いたら、エースにそう遮られた。

それに続いてデュース、グリムも言う。


「借りは返すのが常識だ」


「オレ様の真の力、見せてやるんだゾ!」


そこまで言われてしまえば、仕方がない。自分は22だが此奴らは少なくとも年下。やらせてやるのが教育の為だし、ここまで弱っている怪物相手なら、怪我をすることもない。

何より、怪我をさせる前に自分が援護すればいい話だ。


「分かった。手前らに任せる」



















そして遂に…。


「か、勝った……オレ様達が勝ったんだゾ!」


見事、あの怪物を打ち倒す事に成功した。

「よっしゃあ!」や、「やったあ!」とグリムに続いて喜ぶ二人。

そして、勝利のハイタッチだと全員で音を鳴らした。


「……手前らはすっかり仲が良くなってンじゃねェか」


苦笑してそう言えば、真っ先に否定される。


「あっ。ち、違う、別にこれは、そういうんじゃない!」


「そ、そーそー!変なこと言わないでくんない?」


「オッ、オレ様が大天才だから勝てたんだゾ!力を合わせたから勝てた訳じゃねーんだゾ!」


……そう言うところじゃないか?と言う前に、エースが苦笑しながら言葉を放った。


「…って、言い訳すんのもダサいか。悔しいけど、中也に触発されたから、かな」


「…ああ、中也が冷静且つ強いところを見せてくれたからこうして魔法石を手に入れられた。これで退学せずに済む……本当に良かった」


「…そうだな」


デュースの言葉に同意すれば、エースがおちゃらけて言う。


「はいはい、良かった良かったー。マジクッタクタのボロッボロ。早く帰ろうぜ」


「いっぱい魔法を使ったら腹が減ったんだゾ…」

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雪見だいふく - ちゅやかっこえぇ┏( ^ω^ )┛ (2021年10月24日 22時) (レス) @page41 id: 7c6b1438f9 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー大好き!!(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!更新頑張ってください!! (2020年10月6日 0時) (レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - やばい。面白すぎます!続きがめちゃくちゃ気になります!こんな感じの話を求めてました!応援してます!無理はしないでくださいね。 (2020年9月19日 22時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
死の林檎@Get along同盟???????(プロフ) - ぎゃあァァァァァ(((うるせェよ ktkr(^q^) ファンです!!頑張って下さい!応援しています!一生ついていきます!!! (2020年7月6日 16時) (レス) id: 6c1b6d3d5d (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 仁兎さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2020年7月5日 21時) (レス) id: ff02591f43 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年5月11日 12時

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