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三章 一節 ページ26

君は____地獄に居た_______んだよ

次_____回殴って_______つ

___________許容よ、改めて我を________かれ

_______また 三人で



「此処が……一番侵食者が多い場所だ」

「成る程なぁ……」

「そんな雰囲気がするな、行くか」

そう言って安吾が先頭を行く

「にしても、ポートマフィアって一体なんなん?」

そう聞くと中也クンは少しだけ早く前を歩きながら

「そのまんまだ。マフィア。首領の森鴎外が率いる組織だ」

「今の世でもマフィアなんかおんねんな」

そう言っていると、目の前に侵食者が現れる

「今日は早いじゃねぇか」

「羅生門!」

「おお、一瞬や」

芥川さんが一瞬で侵食者を消す

「太宰さんの危機……のんびりしている暇はない」

そう言って安吾より先へ行く芥川さん

「……なんや、えらい独走癖と太宰クンを信仰してはるなあ」

「まあ……太宰に認められてェからなァ」

そう言いながら中也クンは帽子をかぶり直す

「中也クンはどうなん?太宰クンとは」

「あ?あんな奴さっさと死ねばいい」

えらいはっきり言うなあ

「仲悪いん?」

「仲が悪い……いや、違うな。なんか気に食わねェ。偉そうにしやがるし人の命令は聞かねェし……」

あ、これは長くなるパターンやな

「……太宰クンはマフィアの時と探偵社?に入った時は性格違うん?」

「それは俺も気になってた。俺に結構きついよな」

そう言って安吾が苦笑いする

「……マフィアの時と探偵社の今の違いって言われても俺は違う組織だから知らねェけど……俺からすると_________」

中也クンが何か言おうとした瞬間、侵食者がまた現れた

今度は結構な数や

「ちっ……こんなに多いのか?」

「それだけボスに近いって事だろ。行くぜ!」

そう言って安吾が武器を振りかざそうとした瞬間

「金色夜叉」

「独歩吟客!」

そんな声が聞こえて、一瞬で侵食者が消えた

「姐さんと……探偵社の」

「中也と芥川か……無事で良かった」

そう言ってえらい別嬪さんが中也クンに近づく

「中原、太宰と敦を見てないか、ここ数日二人を見てない」

そう言って眼鏡をかけた真面目そうな男性がワシらに近づいてくる

太宰クンの知り合いと……もしかして、尾崎紅葉さんか!?

「なあ、あの女性が尾崎紅葉じゃねぇか?」

「安吾もそう思うか?ワシもそう思ったわ」

そう言いながら感動の再会(?)を見ていた

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杏奴(プロフ) - こちらの小説を初期から読んでいました。完結しているようですが、番外編として文スト×文アルの短編集を執筆していただけませんか? (2020年3月17日 12時) (レス) id: 528c02e07c (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 長音_chinon_さん» ありがとうございます! (2019年10月19日 11時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
長音_chinon_(プロフ) - 完結おめでとうございます!楽しかったです! (2019年10月18日 22時) (レス) id: a14d8293f8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 歴史馬鹿さん» ありがとうございます! (2019年10月14日 17時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - リュカさん» ふふふふ新作おめでとう (2019年10月13日 21時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年10月10日 11時

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