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「ん………」
カーテンの隙間からさす朝日に少しずつ意識がはっきりしていく
筈なのに
「あつ……だる……………頭痛っ……………」
まるで絵に描いたような風邪の基本的な症状
ベッドから降りて立ち上がることは愚か
寝返りを打つことすらつらい
「ううう……きつぅぅ…」
しかもこう言う日に限ってナムが一限
ベッド脇の棚には
"一限だから先に大学行ってます^ ^
トースト(ちょっと焦げたスマン)とジャムは机に置い
てあるから食べて下さい。
大学着いたら連絡ください。お昼ご飯いつも通り一
緒に食べよう^ ^
キム ナムジュン"
と丁寧に書かれた付箋とアメちゃん(何故アメちゃん…)が置かれている
しかも事もあろうかスマホはベッドから少し離れた机の上
ふと壁掛け時計をに視線を向ける
「12:23か……」
私は今日三限から
いつもは12:30に大学についてナムとホソクとご飯を食べるんだけど……
行ける気がしない
「あー……駄目だぁ………」
最近忙しかったせいか体調管理が行き届かなかったんだろうなぁ
そんなことをぼんやりと考えながら
ゆっくり瞼を閉じた
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作者名：たんぷん | 作成日時：2017年6月4日 17時
