△-END- ページ28
ひとまず家に入った
「ああああ………」
と、すぐにソファに沈んでおじさんみたいな声を出すナム
探し回ってくれたから疲れたんだと思って、また一人反省
荷物を置いてすぐにコーヒーを二ついれて運んだ
「ナムごめんね？疲れたでしょ…汗はいコーヒー」
「自業自得でもあるから笑Aは悪くないよ？笑ありがとう(^^)」
本当なんで私の周りにはこんな優しい人が多いんだろう
同じタイミングでコーヒーを飲んで
くすくす笑いあうこの時間がこの上なく幸せに感じるのは
さっきの不安があったから尚更なんだろうって
「あーでもよかったああ……」
カップを置いてまたソファにナムが沈んでいく
と思ったらそのまま私の膝にぽすっとナムの頭がのせられた
め…珍しい……！
こんな風にナムが甘えてくる事なんて滅多にないから、内心あたふたしながらも嬉しさが上回って
そっと彼の髪を撫でた
「ん………」
「！！」
寝返りを打ったと同時に長い両腕でお腹を包まれ
ビックリしすぎて両手を上に
「んん…A…」
「どしたの？」
「撫でるの、もっとやって」
待ってください神様
「落ち着く……」
心の準備できてません死にそうです
「Aー…」
「んー？」
「好きだ……」
「え、ちょっ……！」
「…zZ」
寝よった！！！
「ああぁ……もう///」
残されたこっちの身にもなってよ！///
身動き取れないし……！
ダメだあっつい笑
「………」
気持ち良さそうに眠るナムをまたそっと撫でる
「私も好きだよ」
やっぱり疲れてたのかな私
ゆっくり重たくなっていく瞼
逆らう事なく私も眠りについた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たんぷん | 作成日時：2017年6月4日 17時
