大きいままでもうるさい！ (ページ5)

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アラームで起きて、顔を洗いに洗面所へ。

顔が浮腫んでる。

マッサージして、歯を磨いて、寝癖直して、洗濯は、、今日は無理。

高「朝ごはん朝ごはん。」

適当にフレークでも食べようと、牛乳を出すために冷蔵庫を開けると何やらお皿がペアで沢山。

ご飯に味噌汁に卵焼きと野菜。

よく見ると量が多い方のラップに『高地』と書かれていた。

そういえば昨日の夜、妙に良い匂いがしたような。

高「作ってくれたんだ。」

レンジで温めてテーブルの上へ。

見映えも良くて美味しい。

いつの間にこんなに料理が上手になっていたのやら。

ペロリと平らげて、どうやら余裕を持って出発できそう。

準備を終えてジェシーの部屋へ向かう。ジェシーは腹を出して寝ていた。

高「風邪引くぞ。」

布団をかけ直して、付箋にメモメモ。

『美味しかった。ありがとう。』

時間があったら、こいつにお土産を買ってきてやっても良いかもしれない。

２人になっても変わらない支え合い。

でも５分の１だった愛情が、１になって、

ちょっとだけ、ほんのちょっと

こいつのことがまた一層大切に思えそうな朝だった。