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オチのない日常 ページ3
ジェシー
ジ「ただいまー。」
高「あっっつ！！！」
野太い高地の叫び声が聞こえて靴を脱ぎ捨て探しにいくと、床に座り込んで味噌汁をひっくり返した高地がいた。
高「おかえり、、、。」
ジ「大丈夫？」
高「エプロンに引っ掛かった。」
高地をお姫様抱っこして風呂場まで運んで小さい椅子に座らせる。
足首辺りに全部かかったらしく赤くなっていた。
ジ「下脱ごっか。」
腰に手を持っていくとちょいちょい！！と両手で止められる。
高「自分で脱げっから！」
腰を浮かせてズボンを脱いでいく高地を見ていたら、今度はそんな見てくんな。と言われてしまった。
心配しただけなのに、、、。
ズボンを受け取って、シャワーから冷水を出して足に当てる。
高「ジェシーごめん、夕飯減っちゃった。今日ついてなくてさぁ、、。」
ジ「別に良いよ。なんかあったの？」
高「聞いてよ！俺のバイクが入院した！！」
飛び付く勢いで話し出したから椅子が後ろに滑った。
お互いの反射神経が働いて、高地は俺にしがみつき、俺は高地の腰を支えた。
高「もう最悪、、、。」
ジ「お尻ちゃん怪我しなかったから良かったじゃん。あと今日、ケーキ買ってきた。」
高「本当に！？夕飯助かる！ジェシーのおかげでラッキーが舞い込んできてるよ！」
ジ「う、うん。」
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2021年1月28日 0時
