大きいままでもうるさい！ (ページ1)

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プロローグページ1

ジェシー

高「よし！これで引っ越し完了！」

ジ「はぁー！ここに住むのかー！」

お互いがいる生活リズムに慣れきってしまった俺たちは、ルームシェアを続行する事にした。

高「引っ越しには蕎麦だよ蕎麦！良いの買ってきたんだー。」

こそこそとなんとか終わらせてヘトヘトのはずなのに腕捲りをしてキッチンに立つ高地。

やっぱ、あれがあると落ち着くわ。

水がコポコポと沸騰する音がして、なんだか胸がざわついた。

ジ「あー！！」

高「なんだよ！怒られるわ。」

ジ「寂しくなった。あいつらも居てほしいって思っちゃう！」

高地が居てあんなに静かなことない！」

いつも一緒にあいつらが騒ぐ声が聞こえてくるのに。

高「、、もういないからね。」

ジ「あ、ごめんこーち！」

ボソッと言った高地があまりに悲しそうで、慌ててキッチンに入って謝った。

また６人で。って出来ないから。

だってもういないから。

高「ううん。俺たちも戻らなきゃなんだよね。独身アラサー男に。」

この時、高地と俺の考えに違いがあるって気づいた。

この生活も、気持ちに蹴りがつくまでの話なの？

そっか、、そんなこと考えてなかった、、、。