無愛想な。2【沖田総悟】

無愛想。86 ページ42

沖田side



Aがいなくなった後の真選組、
江戸は恐ろしく物騒なものだった。




将軍の暗殺による近藤さんと松平公の処刑寸前に
解体した真選組が救出に向かう。




たった2週間でこんなにも状況が変わってしまうのか。





土方「総悟、お前今は少し休め」





柄にもなく土方さんがそんなことを俺に放つ。




いつもサボるなだの仕事しろだの言ってるくせに。





沖田「今は休んでる場合じゃないでしょ」



土方「お前、この2週間ろくに飯も睡眠も取ってねぇだろ」



沖田「ﾊﾊｯ、バレてやしたか」





Aが出て行った2週間前から腹もすかねぇ眠気もねぇ毎日が続いていた。




それでも生きているのだから不思議なもんだ。




まぁ結局休む気も休む暇もなく見廻組と、
天導衆との戦いは始まり。




見廻組の女との戦いはクソチャイナによって止められた。




のも束の間、女が何処かから飛んできた杖でチャイナを庇う。





信女「逃げて、、私の気が、変わらないうちに、、奴が、来る、、」





その言葉と共に震える刀、おぞましい程の威圧。




殴りかかったチャイナを軽々しく払い除け、
俺の前に立つ。





沖田「武者震い、じゃねェな」





気を抜けば刀が落ちてしまいそうなほどの震えだった。





“勝てない”





そう思ったのは初めてだった。




あいつの足が動いたと思えばその姿はなく、
気づいた時には俺は斬られていた。





沖田「ｯ、、！」





どんなに斬りかかっても剣が届かない。




俺はいとも簡単に崖の下に落とされた。





新八「沖田、さん、？」



山崎「沖田隊長、！！」





隊員たちが駆け寄ってるのがわかる。




そしてあいつが降りて来たのも。




メガネが奴に斬りかかるも奴の剣の速さに勝てるはずもなく、残った力で刀を奴の腕めがけて突き刺す。





沖田「に、げろ、」



朧「貴方が手を下すほどのものではないかと。
それに貴方の目当てはもう。」





その言葉にあたり一帯が凍りつく。





新八・神楽「「銀さぁぁぁん/銀ちゃぁぁぁん！！」」





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さらば真選組篇の内容だいぶすっ飛ばしたり、
変な箇所あるかもしれませんが多めに見てくれると幸いです。


いつも閲覧ありがとうございます^ - ^

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