無愛想。74 ページ30
デート当日の朝8時。
沖田が来る時間は10時だが、今日はあのギリギリまで寝ていたい派の私は7時に起きた。
いつもは着物なんてめんどくさいもの絶対に着ないけど、今日は薄いピンクから鮮やかな紫にグラデーションしている着物を着る。
初めて着る着物はやっぱり違和感しかなくて。
とにかく変な感じがする。
「変、じゃないかな?」
鏡の前で何回も確認するも、おんなじこと繰り返しても変わらないと気づき諦める。
髪もいつもは降ろしているが、今日は高く結う。
そして絶対にしない化粧もほんのりチークを乗せ、
桜色のリップを塗る。
「なんか、らしくないな」
いつもは絶対こんなめんどくさいことしないのに、
今は立派にやり遂げてしまった。
正直沖田は普通にしていればかっこいいし、
たくさんの女の子の視線を集める。
だからせめて沖田の隣にいて恥ずかしくないようにと頑張ったのだ。
少しでも沖田の隣にふさわしい女になれてればいいな。
299人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2020年8月28日 23時