無愛想な。【沖田総悟】 (ページ38)

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無愛想。36 ページ38

沖田side

適当にふらふら歩いてると1人佇んでいるAが目に入る。

「なにしてるんでィ」

そう呟きながらもAの視線の先を見ると4人家族が楽しそうに歩いてるのが目に入る。

それを見て、そう言えばAには親がいるかもわからないと言っていたのを思い出す。

だからそこああいうのに憧れるのだろう。

何か思い直したのかAはまたすぐ歩き出すもしばらくして今度は男どもに絡まれる。

Aが1人で歩いていると必ずと言っていいほどああいう奴が寄ってくる。

まぁあれだけいい女がいて放っておける方が難しいだろう。

しばらく様子を見ることにした。

なんだかんだ言ってAはこういうのに絡まれても
適当にあしらって抜け出してくる。

男「あれぇ、お姉さん1人？」

男「俺たちとたのしーことしない？」

A本人もめんどくさいというのが顔に出ていた。

普段は無愛想なやつだが、こういうのはめちゃくちゃ顔に出やすい。

男「たのしーことした後はキモチーことしてあげるよ？」

「職務中ですので」

いつもみたいに適当にあしらって逃げようとするが、結構男たちはしぶとくAを追い詰める。

男「そんなの放っておいてさ、」

男「俺たちと楽しくてキモチーことしようよ。ね？」

「ｯ、、！」

その言葉と行動にピキッときた俺は
傍観者でいるのをやめた。

沖田「誰の許可得てその女に触れてやがる」