無愛想な。【沖田総悟】 (ページ11)

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無愛想。9 ページ11

土方「名前、生年月日、職業を教えろ」

銀「え？なんで俺本当に捕まってんの！？」

「罪に問われるようなことをしたから」

結局あの後本当に屯所に連れてきた。
私の理由は強制わいせつ罪だが、土方さんからすれば幕府の謀反者と睨んでいるからだ。
うん、元攘夷志士だし捕まえちゃいなよ。
睨むことないって、捕まえてよ。

銀「Aは実の兄が捕まってんの見て悲しくならないの！？」

「なんなら懲罰房にぶち込まれたら歓喜で涙が出るかも」

銀「Aちゃぁぁぁぁぁん！？」

土方「いいから早く答えろ」

土方さんに迫られ渋々答える。

銀「坂田銀時、10月10日生まれ、万事屋だ」

万事屋ってなんでも屋ってことか。
まぁ兄さんらしいっちゃらしい。

土方「んで？お前は攘夷戦争に参加してたのか？」

銀「元だけどな！元！こっちも聞かせてもらうがな、なんでこんなとこにAがいんだよ！！」

矛先を私に向けてくる。

「優しい局長が、まだ“13歳”で“1人”彷徨ってた私を助けてくれたから」

どっかの逃走人とは違ってとついでに付け足しておく。

銀「なんかあたり強くね？ちょっとうちの子にどんな教育したんだよおたくら」

土方「しらねぇよ！」

銀「それにこんなにセクスィーになってるし？」

沖田「それは俺が毎日あんなことやこんなことを「してねぇよ！」ﾌﾞﾍﾞﾗｯ‼」

沖田に1発ボディーブローを入れると、その場で蹲ってしまった。

まぁこちらとしては嬉しい限りなんだが。