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「Aちゃんって優しいじゃん」
ジミンの言葉に静かに頷く。Aちゃんはすごくすごく優しい。
「テヒョンが言うように噂通りの子じゃないでしょ。僕たちはそれはよく知ってるでしょ?」
「ジミンより俺のが知ってるけどね」
「そういう張り合いは今いいから」
俺がそう言えば、ジミンは呆れながら言う。だってなんか俺よりAちゃん知ってる風な感じで言うから。
「だからさ、テヒョンを思っての行動だしAちゃんの考え通り、ちょっと距離置いたら?ジニヒョンがあそこまでしたんだしさ」
「うーん…でもなあ…Aちゃんの顔見たら傍に行きたくなっちゃう。1人で泣いてるんじゃないかって思ったら、ほっとけない」
「そこは我慢するの。
Aちゃんの優しさを台無しにする気?」
「できるかな…」
「するの。Aちゃんのことが好きなら」
「じゃあジミンが代わりにAちゃんのところ行く?」
「…俺が行ってもいいの?」
「だめ」
即答すれば、飽きれた様子のジミン。Aちゃんが1人で苦しんでるのも嫌だけど、俺の代わりにジミンがAちゃんに寄り添ってるのは嫌だ。
「ユンギヒョンだったら許すけど」
「それは無理だね。ヒョンこそAちゃんに近付かないでしょ。ジニヒョンがあんな行動とってさ。テヒョンも絡んでるんだし」
「だよねーじゃあやっぱり俺がAちゃんの傍にいてあげたい」
「だからそれじゃあ駄目なんだって。
ちょっとぐらい我慢しなよ」
「分かってるけど…」
そんなに簡単にできないことはジミンも分かるでしょ。
どうしても泣きじゃくってるAちゃんが思い浮かんじゃうんだから。無理して笑ってるAちゃん見てたら、我慢できなくなっちゃう。
「どうせすぐ話題は他に移るよ。だから少しだけ我慢すればいいだけだろ?」
「うん…」
それでもなおしっかりと返事しない俺に、ジミンはしょうがないなあって笑ってた。
きっと本当に俺がAちゃんのところに行ってもジミンは止めないんだと思う。こいつも優しい奴だから。
だからきっと俺はそれに甘えてまたAちゃんの所に行っちゃうんだろな。
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藍(プロフ) - ピカチュウさん» ありがとうございます! (2018年9月25日 21時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - ハッピーエンドで良かったです (2018年9月23日 19時) (レス) id: ef8197772f (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - mimiさん» ご指摘ありがとうございます。文章力がなく、読み辛いところがあって申し訳ないです。改善できるよう努力いたします。続編も機会があれば書きたいと思います! (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます!嬉しいです。ヒロインちゃんのがユンギさん大好き過ぎるのでデレさせられるか分からないですが、機会があればぜひ書かせて頂きたいと思います。 (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ゆなさん» こちらこそ最後までありがとうございました! (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍 | 作成日時:2018年9月11日 18時