夜のお散歩 ページ19
「いつまで待たせるの？そろそろ家に帰りたい」
私はしばらくたっても帰って来ない
イルミに痺れを切らし
電話をかけた。
「あぁ、言い忘れてた。」
「Aの家俺が解約しておいたから。荷物は明日俺の家に届くようになってる」
「はあ？あんたバカなの？」
「至って正常。じゃあそろそろ切るね。ヒソカに頼まれた仕事が終われば帰るから」
そうやって切られた一方的な電話。
苛立って携帯を床に投げつける。
イルミはいつも勝手だ。
でもそんなイルミに従わなくたって
良いのに従ってしまう
自分が素直に怖い。
イルミといたら
傷つく事なんて分かってる。
なんの為に私と籍を入れたがってるかは
分からないけど、、
色々と考えてたら
むしゃくしゃして、
とりあえず、財布と携帯を持って
外に出る。
「あ、A様！どこに行かれるのですか？」
「ちょっとそこのコンビニ！」
「なら、私が行きます」
「いいの、ちょっと外に出ないと頭がおかしくなりそう。」
それ以上は何も言わないメイドさんに
大丈夫、すぐ帰ってくるから！
と伝えて、エレベーターに乗り、
エントランスを歩き外に出る
少し冷たいけど、心地いい風邪がふく。
少し気分が上がった私は夜の散歩を
する事に決めた。
のが、吉とでるか、凶とでるか
この時の私はまだ知る由もない。
「お嬢さん、こんな夜遅くに何してるの？」
「はい？夜遅くってまだ10時だけど？」
見知らぬ男に声をかけられ
私がそう答えれば
鳩が豆鉄砲くらったみたいな顔をしている。
「あぁ、、そうだね！まぁ、とにかく！可愛い女の子に夜道は危険だ！家どこ？送るよ。」
「私が可愛いのは認めるけど、そんな下心みえみえなナンパじゃうまくいかないよ？」
もっとこう、、なんてゆーか
なんて言って言ったら
突然男が爆笑しだした。
「君面白いね！危機感ゼロじゃん！」
「危機感？なんの？」
「もし、俺がここで君を、、したらどうする、、？」
打って変わって、男の目付きが変わったので
さすがの私も冷や汗がでる
「ん〜それはすごく嫌だけど、、あなたがイルミに殺されないか心配。」
匂いで分かった。
イルミがきた。
ヒュッと微かな音がして
それが男の頬をかすって
更に私にもかする
「ちょ！イルミ！私を狙ったでしょ？！」
怒ってる私とは裏腹に
心底呆れたイルミが影からてできた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪(プロフ) - お返事遅くなり申し訳ございません。実はボチボチ書きながら非表示にして、更新してたからだと思います。これからはメモを使うなどしてその様な事がないように気おつけます！ご指摘ありがとうございます！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまんま - 何度か更新されてるみたいですが、お話が【事実】から進んでませんよー。何かの不具合ですかね( ´･ω･`) (2019年3月12日 18時) (レス) id: ce19fed52e (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - お返事遅くなりすみません泣ありがとうございます！ (2019年1月28日 9時) (レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ - こういう雰囲気のもの好きです！応援してます (2018年12月14日 0時) (レス) id: a5e6fd18d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪 | 作成日時：2018年9月28日 8時
