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【つづき】 ページ15

「なんか貴方なら話せるかもしれない!って言うか聞いてくれる?」



優しく頷いてくれる彼女に安心して
私はポツリ、ポツリと話し出す




昔の彼が異常者だったこと。


ピンチの時にイルミが来て助かったこと



それからー、、、




「やっぱりやめた。」



「え?なんで、、、」




「なに?殺して欲しいの?」



と言われ私は首をとれるかと思うくらい
ぶんぶんと振る




「じゃあここからは取引ね。殺さない代わりに俺のモノになってよ」




彼の発言に頭がついていかない。



でもこさ、これだけは分かる



Noはないと。



首を縦にふり、彼の手をとる。




「俺はイルミ、君は?」




「A」




それからは、暗殺一家でもある彼の家について
極秘で私は彼の部屋で過ごした。



知っているのは
イルミが1番信用している
ゴトーさんだけ。


最初は恐怖も無きにしろあらずだったが
一目惚れした私が彼を好きになるのに
時間はかからなくて
次々にイルミが私の初めてを
全部奪っていった。



そんなある日


「イルミギューってして?」



「はいはい」




暗殺者とは思えないくらい
優しく私を抱きしめてくれる




「A、しばらく仕事で留守にするけど、いい子で待てる?」



「うん!帰ったらイルミの誕生日パーティしようね!」




「それはしない」



えーなんでよ〜なんて
わざとらしくふくれてみると
頭を優しく撫でられ、軽いキスをされる。



行ってらっしゃいっとイルミを見送って
私は携帯でゴトーさんに連絡する。



「お疲れ様です。ゴトーさん息抜きに街に連れて行ってください」


「イルミ様に叱られますよ」



「少しだけ!イルミにプレゼントを買いたいの!」



そう言うとゴトーさんは
分かりました。と返事をしてくれた。



これがダメだったんだ。




イルミと私の関係を壊すきっかけに
なる事を知らずに私は街に出かけた。





「A様!はぐれてしまいますよ!」




久しぶりに外の空気にふれたのと
イルミへのプレゼントを買って
喜んでくれるかな、なんて
ウキウキした気分ではしゃいでいると




私は見てしまったのだ。




イルミと綺麗なお姉さんが手を繋いで歩いている所を、、、



「A様?」



急に足が止まった私を心配そうに
除き込むゴトーさん。




「ゴトーさん?あれはイルミだよね?」



私が言う方に視線を移すと
ゴトーさんは何も言わなかったけど


それは私には固定としかとれなかった。

【つづき】→←お世話係のメイドさん



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(プロフ) - お返事遅くなり申し訳ございません。実はボチボチ書きながら非表示にして、更新してたからだと思います。これからはメモを使うなどしてその様な事がないように気おつけます!ご指摘ありがとうございます! (2019年3月14日 19時) (レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまんま - 何度か更新されてるみたいですが、お話が【事実】から進んでませんよー。何かの不具合ですかね( ´・ω・`) (2019年3月12日 18時) (レス) id: ce19fed52e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お返事遅くなりすみません泣ありがとうございます! (2019年1月28日 9時) (レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ - こういう雰囲気のもの好きです!応援してます (2018年12月14日 0時) (レス) id: a5e6fd18d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年9月28日 8時

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