1. Prologue ページ1
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今から7年前、いつもと同じように何気なく音楽番組を観ていた。
「わ、この人凄く綺麗...」
テレビに映し出された一人の女性。
楽しそうに、気持ちよさそうに歌を唄うその人に気づけば釘付けになっていた。
11歳だった私の心に強く深く響いたあの光景。
その感情が夢に変わるまで、そう時間は要らなかった。
それから1年後の2012年、反対していた親を何とか説得し念願の韓国の芸能事務所の練習生となった。
オーディションを何回も受け勝ち取った一社の名刺。
「Big Hit Entertainment」
私の夢が叶う場所、そう信じていた。
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.
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練習生になってから半年経ったある日、練習室へと呼び出された。
何だろう、と思いドアを開ける。
「失礼します、」
するとそこには7人の男の人とPD二ムがいた。
「えっと...?」
PD「おー、A。急に呼び出して悪いな。」
「いえ、どうしたんですか?」
PD「来年の6月にデビューする 防弾少年団 だ」
そう言って7人のほうを向くPD二ム
「ほぉ...おめでとうございます!!」
パチパチと手を叩くと不思議そうにこっちを見るPD二ム。
PD「A、お前もだよ」
「はい?」
PD「お前も防弾少年団のメンバーの一員としてデビューするんだぞ」
ハハハッ、と笑いながら軽快に部屋を出て行ったPD二ム。
「え、今何て?」
デビュー?
そもそも防弾少年団ってなに?
少年団でしょ?!私女子だけど...?!
確かに男みたい とか ガサツって言われるけど、そこまで?
しかも、私ソロでデビューするのが夢だった。
なんでこうなるの...
??「Aさん、だっけ?よろしくね」
頭がパニック状態の私の元へ来た一人の優しそうな顔をした一人の男の人。
JH「チョンホソクって言います、これから頑張りましょう」
目の前に差し出された大きな手。
握手...?この流れは握手か??
「い、いや、私デビューするつもりな「よろしく!俺、テヒョン!!キムテヒョン!」
ホソクさん?を押しのけて私の手をブンブンと振って離さないテヒョンとかいう人懐っこそうな男の子。
「え、いや、だから...」
JK「なんで女...」
これが7人との出会い。
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オルペン - グクの嫉妬の場面、気に入っちゃいました。 (2020年11月13日 22時) (レス) id: fa51a2f630 (このIDを非表示/違反報告)
オルペン - 次が気になります。更新してください!お願いします。応援してます。 (2020年11月13日 22時) (レス) id: fa51a2f630 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - こんにちわ!次はいつ更新しますか? (2018年5月4日 9時) (レス) id: c5b40d6694 (このIDを非表示/違反報告)
809 - 更新してくれて嬉しいです!頑張ってください!! (2018年3月10日 20時) (レス) id: 4a9056ee7c (このIDを非表示/違反報告)
ちあ - 本当に面白いです!楽しみにしてまーす。更新頑張ってください!! (2018年3月8日 20時) (レス) id: 4a9056ee7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょんうさ | 作成日時:2018年2月11日 12時