イ ン ス タ グク ラ ム 2

61. 社長令嬢からのご命令 ページ12

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私「その何とか少年団って、いっつもサナとナユちゃんが騒いでる人達？」

ナユ「そうそう！今日本ツアーやってて今度ライブがあるんだけど...」


事情を聞くと、ナユちゃんとサナはファンクラブの会員でお互いライブが当たったらしい

だけどナユちゃんのお父さんが出張に行く事になり、ついて行かなければならなくてチケットが1枚余っているらしい


私「えっ、私なんかがもらえないよ！それに何で出張ついて行かなきゃいけないの？」


サナ「A。こう見えてナユは大手事務所の社長令嬢で、芸能界でも結構顔が知れてるの。だから娘として会社周りの挨拶も行かなきゃなのよね」


私「....えっ嘘⁉」

そうだったの⁉ あ、でも言われてみればなんかオーラあるかも...そういえば確かテレビにも出た？って騒がれてたような...


ナユ「それは大げさだけど...笑 将来お父さんの仕事を継ぐためにも見学して学ばなきゃいけない事がたくさんあるからね。汗」


ほへぇ...なんかすごい...遠い存在に見えてきた
よく分からないけどお嬢って大変なんだね...

ナユ「っでもね！今回の出張は大規模になってソウルに行く事になったの！！まさかライブと被るとは思ってなかったけど...泣 だけどK-POPの本場に行けるしもしかしたら空港とかでバンタンに会えるかもしれないからさ！！」


サナ「まじで韓国コスメとカカオフレンズのお土産待ってるからね。バンタンに会えたら写真大量に頼む連写してねマスタニム」

ナユ「心得た」



なんか話が専門的すぎてよく分からないけど...
とりあえず私ナユちゃんの事知らなすぎだな笑

でもコミュ力異様に高いのは納得出来たかも



ナユ「てわけだから、私の代わりにバンタンを拝んで来てあげて、強制ね。それでAも一緒にハマってくれたら3人で語れるし♡てか行けなかった私の分無駄にしたら許さないよ」


私「...ヒッ(鳥肌)はい...ありがたく頂戴いたします...？」



という事でその少年団、またの名をばんたん？のライブに行く事になった私なのでした


私「どうしよう...みんな同じ顔に見える」

サナ「ライブDVD２本見終わっといてそれは
ないわ。あんたずっとどこ見てたの...引」


やばい。ライブまでにみんなの顔覚えなきゃ

...なんか聞き覚えのある声が1人いたのは気のせいかな？





サナ「何か最近ぐったん怖いほど調子いいな」

ナユ「ARMYの間でも逆に心配されてるのよね...元気すぎて怖いって」



*

(理由はその子なんですけどね)

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