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「あ……大丈夫です。ちょっと考え事をしていただけです」
「そう？あんまり無理しないでね。そのジュース美味しいからどうぞ」
「渡したの俺ですけどー！」
「ホソクが用意したものでもないだろ〜」
「ありがとう……ございます」
せっかく頂いたのだからと、一口飲めば確かに甘すぎず美味しかった。
「なんのジュースなのかは分からないんだけどね。さっき現地スタッフがくれたんだ」
「そう、なんですね……でも確かに美味しいです」
そんな会話をホソクさんとしていれば、ジンさんに料理も美味しいからもっと食べなよと声をかけられる。正直、食欲はなかったけれど、横にいるホソクさんもにこにこして頷くから、ゆっくりとジンさんの方へ向かった。その間も、彼の視線が気になってしかたなかったけれど。
「あ、れ……？」
「どうした、ホソク？」
ジンさんが取り分けてくれたお皿を受け取ろうとしたら、ホソクさんの声が聞こえてきて。かと思えば首を傾げながらわたしたちの方へと近付いてきた。
「なんか……見覚えが、」
「見覚えって、Aちゃんなんだから見慣れてるでしょ」
「そうなんですけど、うーん……？」
「なんだよー」
悩みだしたホソクさんにジンさんが笑う。わたしは意味が分からなくて、そんなホソクさんをただ見ていることしかできなかった。
「あ！なんか、どっかで見た後姿がAちゃんなんだ。そんな感じの後姿を見たんだ」
「どういうこと？」
「俺もよく分かんない！でもこの姿を他でも見たってこと！」
「なに騒いでるんですか」
ホソクさんの言葉に驚いて固まっていたら、わたしの後ろから彼が顔を出してきて、びくりと肩を揺らしてしまった。ああ、また彼に何か言われてしまうだろうかって思うけれど、それよりもホソクさんの言葉が気になった。
その間にまたホソクさんが彼にわたしの姿をどこかで見たことがあって、さっき後姿を見て思い出したと説明していた。それに一瞬彼も反応したような気がした。
「こういう格好の人なんていっぱい居ません？後姿だけじゃ分からなくないですか？」
「そうかー？なんか、今びびっときたんだけどな〜」
「まあ見たとしても、Aヌナだって出かけるんですから、街中で見かけることもあるでしょう」
「や、街中とかじゃなくて……あー思い出せん！」
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藍(プロフ) - Agust dさん» あわわ！むしろお勉強のお邪魔をしていませんか？気分転換になったのならいいのですが。わたしはいつも素敵なお言葉に励まされております。本当にありがとうございます！ (2019年12月3日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 私現在、試験期間中なのですが疲れたときにちょうど更新通知が来ていて「藍さんｯｯ!!!!」ってなりました (2019年12月1日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - exol0725puさん» ゆんぎさんはいつもさらっと核心ついたり、周りを冷静に見ているイメージなので…格好良くしてしまいがちです笑 コメントありがとうございました！ (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - babe305901さん» わーありがとうございます！嬉しいです。これからも素敵なジョングクをお届け出来るように頑張りますね。 (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
exol0725pu(プロフ) - ユンギさんめっちゃかっこいい( (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e1f656f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年11月10日 9時
